我が家の高校生男子 大好きなものは ドラムを叩くこと。

ドラムを叩いていたら時間がたつのも忘れ、

ドラムのフレーズなら一度聞けば忘れない。

尊敬するドラマーに近づけるように 努力を惜しまない。

そして、ドラムを叩いているときの彼は本当に嬉しそうな顔をしている。

普段は 人の前に出て目立つようなことを嫌う彼だが、ドラムの時は別。

思いっきり全身でパフォーマンスしている。

そして、いかに観ている人をのせるか!!を考えて 叩いている。

「どっちが 本当の高校生男子?」

と 思ってしまう。

かと思えば、中学生女子の好きなことは絵を描くこと。

すごく細かい絵も難なく 描いていく。

勿論 絵を描き始めると時間を忘れている。

文化祭のパンフレットの絵や 大きな垂れ幕の絵を 実に楽しそうに描いていた。

同じ母親から産まれた兄弟でも 好きなこと 得意なことは全然違う。

自分が当たり前にできることは 他の人が当たり前にできることではない。

出来るのが普通と思っているかもしれないが、実はそれがその人の得意なものだったりする。

みんなが出来ることが出来なくても それは悪いことではない。

みんな同じになる必要はないはず。

人間はみんな同じなわけがない。機械の部品ではないのだから。

人と違うことを 悩むのではなく 

人と違う事に気がついて そこを自分の個性として伸ばしてみよう。

好きなことを見つける どんなちっちゃなことでもいい。

そこに たっぷりの水を注いであげれば

いつか 立派な木に あるいはきれいな花に なっていくはず。

子供たち2人に 教えられた気がする。

それにしても 今年が最後の学園祭だったなんて 本当に寂しいので

孫ができたら あの学校に入れたいと願う母だった。

高校生男子 6年間 御苦労さま。

あとは がんばって受験生してください。メラメラ