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光合成日和

つぶやくように、日常をちらほらと

「今日もお疲れ様、頑張ったね。」

家族や親しい人に必ず言うのはこの言葉だ。

「おはよう」や「おやすみ」も大切にしているが、

この言葉は何よりも伝えたい。

 

「愛」と言うとこっ恥ずかしいな。と思うのだが、

「今日もお疲れ様、頑張ったね。」にも愛情は入っていると思う。

ときに一人で生きてきたような気になる日がたまにあるが、

この言葉をそういうとき聞くとなぜだか

涙が出てきそうになるのだ。

懐かしい暖かさを思い出してしまう。

 

 

だから今度は私が大切な人に暖かさを分けれたら、

なんて、そんなことを思いながら今日も帰りの電話を待っている。

あの日選んだ未来はどんな形をしていただろうか?

きっとキラキラとして漠然と広いようなものだったと思う。

まだ見ぬ出会いや自分に思いを馳せただろう。

当時は「早く大人になりたい」と口癖のように言っていた。

漠然とだけれど、一生を変える「なにか」に出会うと確信していたからだ。

 

その確信どおり、私はそれに出会った。

今までの自分がひっくり返されるほどの人にも出会ったし、

ドラマや映画で涙するほど感動するなんて思ってもなかった私が

初めて人前で涙を流せたことには自分でも驚いたし、

もう幾度訪ねてる旅行先では周りの景色がいつもより明るく感じるほど

不安を感じていないのが不思議だった。

そして幼い頃から夢みた夢はようやくスタート地点に立てたところだ。

 

 

 

あの日、「早く大人になりたい」と期待をこめてつぶやいた私に

もし何か伝えれるなら、その期待はきっと裏切らないと伝えたい。

 

それまで悔しいと歯を食いしばる日もあるし、

心に穴が空くほど悲しいこともあるけれど、

それを上回るくらいあなたの選んだ未来は

あなたの選んだ通りの未来だと。

 

だから「どうせ無理だ」なんて言わないでほしい。

それがあなたの足かせになってしまうからだ。

 

どうせなら思い切って無理だと思うその一枚を選んで欲しい

その一枚を選んだことで後悔もするかもしれない

その一枚を選んだことで自分を変えれるかもしれない

どうなるかなんて人によって違うから

「上手くいくわけない」という人の言葉を無視しても構わない。

前例がないのなんて当たり前なのだ。

この世にあなたは一人しかいないのだから、

あなたはあなたが思う未来を選んで欲しい。            さえじま

幸せだと感じる瞬間がある。

それは一段落ついたときのコーヒーの香りだったり、

ふと見上げたときの空の青さだったり、

今こうして、音楽を聴いて絵を描いている時間だったり、

 

時間に引っ張られたあとのふとした余韻のある

穏やかな時間がたまらなく愛しい。

今を生きている実感がもてるからだ。

 

そう思えるようになったのが、きっと幸せなのかもしれない。

世間でよく聞く、「○○したら幸せ」というものは山のようにあるが

どちらかと言うと何かをしたから幸せになれるというより

自分がそのときどう感じるかによると思う。

 

一番は作り笑いしてないときのあの温かい感情が

幸せの元じゃないのかなと最近はよく思うのだ。

たまに立ち止まってみるのも悪くない。

さえじま