2023年10月頃のこと、お隣の敷地にうずくまる一匹の猫を発見。
ずっとうずくまっている...何日も何日も。
飼われている様子もない。
11月中旬、冷え込みがきびしくなってきたので、「死んじゃうかも」と我慢できずに保護しました。
何も食べていなかったのか、衰弱がはげしく急いで病院へ。
体重は1.7キロもなく危ない状態
少し風邪をひいているような症状もみられ苦しそう...
でもすぐ良くなるだろうと思っていた。
その時はとりあえず点滴を打ってもらい帰宅。
貧血の衰弱で検査は少し元気になってからということで、発泡スチロールを購入して、おうちを作ってあげました。
先住猫2匹と一緒にはできないので、一先ず。
名前はチャーちゃん。
ここからがチャーちゃんの闘病生活のはじまりです。
体力も抵抗力もなく、貧血ありましたが、少しづつ元気に
咳き込むこともあり、苦しそうでしたが、ご飯をたくさん食べるようになりました。
カリカリも食べれるほど回復
12月になり、ポカポカする日は外で日向ぼっこをしたり、少し庭を散策したり、ホッとしていた矢先、急に風邪をこじらせたような症状がみられ、病院へ。
抗生剤を打ってもらいましたが、良くならず苦しそうなので、違う病院へ連れていきました。
恐らく死にかかわる何らかの病気です。と言われ、先生は検査も手術も高額になるとすすめなかった。
先生は「衰弱が激しいので、したところで....」
もたないかもと言いたかったんでしょう。
その時は信じたくなかったし、そんなはずないと思っていたけど、日に日に弱っていくチャーちゃん...
病気の先生ははっきりとは言わなかったけど、長くはないと分かっていたんだと思う。
最初に行った病院の先生も分かっていたんだと思う...
人懐っこく、首輪の跡もあったので、きっと誰かに飼われていた子。
病気が原因で捨てられたのかもしれないと思ったら、可哀想で悲しくて、辛くなった。
12月末。
年が越せるかなぁというくらい息が辛そうに。
濃い粘り気のある鼻水が鼻の穴を塞いでガビガビに...
オイルで1日何回も拭き取り、少しでも呼吸を楽にしてあげないと苦しそうだった。
体温も低かったので、毎日毎日湯タンポを欠かさず入れて温めてあげた。
そして、
だんだん歩かなくなってきた。
トイレも行かなくなった。
病気へ連れていき、抗生剤のおかげで風邪のような症状はおさまったが、体重は増えることなく、開口呼吸が激しくなってきた。
発作で倒れたりを繰り返しましたが、なんとか乗り越え2024年を迎えられました。
出来る限りのことはしてあげようと、ペット用の酸素室を購入。
すると、とても楽になるようで、少し元気に
もしかしたら病気じゃなくて、このまま元気になるかも!と自分に言い聞かせてお世話していました。
高カロリーのエサなども与えていましたが、日に日に食事をとらなくなり、動かなくなってきました。
1月中旬、呼吸困難になることが増えてきた。
発作のようにひっくり返り、チアノーゼがみられるほど苦しい状態。
酸素を入れても駄目なのか....
元気になって、と願うしかなかった。
1月下旬、衰弱が激しくなり、ほとんど動かなくなった。
水も飲まない。
ただ、酸素に入ると楽になることが分かっていて、自分から酸素を欲しがるように。
2月
主人が少しでも食べるようにと、チュールを毎日毎日与えていたが、この頃には首を持ち上げるのもけだるそうだった。
枕を置いてあげないと、頭が下がり息がくるしかったんだと思う。
2月4日
急にご飯をたくさん食べて見せた。
主人と外出して戻ると、エサがはいっていたお皿が空っぽだった。
「チャーちゃん、凄いね!」と主人と喜んだ
そして、本当なら苦しくて抱っこも嫌がっていたのに、主人の膝の上に乗ろうとして、チュールを食べた。
その時に2回鳴いたそうだ。
鳴くことすらしんどいはずなのに...
2月5日
朝から苦しそう。
わたしがサロンから戻ると立ち上がり酸素を欲しがっていた。
急いで酸素室へ入れると落ち着いた。
夕方、発作があり、かなり辛そうでしたが、酸素から出たがったので、大丈夫なのかなぁと思っていた。
主人が帰って来ると、座って楽しそうにチュールを食べていた。
寝る前酸素を入れると嫌がった。
いらないいらないと首を振った。
何度か見に行った時、「ニャオーン」と一鳴きだけした。
何となく寝たくなくて、一緒に居たくて、チャ-ちゃんと寝ようかなと言ったら、明日は雪予報だし寒いよと家族に言われ、チャーをしばらくの間ナデナデして深夜2時過ぎにおやすみを言って寝ました。
その時、チャーはとても穏やかに静かに呼吸をしていました。
今までみたことがないくらい穏やかな顔。
こくりこくりしながら、チラチラと薄目で私のことを見ていたのが最後でした。
2月6日朝
チャーちゃんは虹の橋を渡り、空へと旅立ちました。
関東に雪が降る寒い日でした。
きっと、苦しまずに。
寝ることすら苦しくてできなかったはずのチャーが、最後はゆっくりと寝ていた。
もぉ大丈夫だと、最後には必死にご飯を食べてみせた。
だから酸素ももぉいらないんだよ。と、言っていたんだと思う。
自分の死を分かっていたんだね。
最後一緒に寝れなかったことや抱っこもできなかったことは悔やまれるけど...
もぉ苦しまなくていいんだね。
楽になったね
延命措置がチャーちゃんにとって正しかったのかはわからないけど、少しでも長くチャーといれたこと、保護したことに後悔はありません。
天国でたくさん走り回って、たくさん食べてね!
生まれ変わるときは健康な子に生まれ変わってほしいな
2日間悲しくて悲しくて何も手に付かなかったけど、短い間でも可愛いチャーと過ごせたことに感謝して、前に進んでいきたいと思います。
プライベートな投稿読んで下さってありがとうございました