子どもがずっと頑張ってきた
習い事をやめたい！と
言ってきたとき
ここまで頑張ってきたのに
もったいない…
辞めグセがついたらどうしよう…
辞めてどうするん？
遊びたいだけちゃうん…
いろんな想いが
出てきそうですね
息子たちは
野球が好きで
やめたい、行きたくないと
言ったことはありませんが
習い事を辞めるといえば
こんな小さい頃の
思い出があります
わたしの小学生の頃の
習い事と言えば
習字、ピアノ、そして剣道
父が地元の中学校で
剣道の先生を
していたこともあり
わたしも小学生のときは
剣道をしていました
中学校の剣道部は全国レベルで
とても厳しいことで有名
あまり練習が
好きではなかったわたしは
このまま卒業まで続けていると
きっと勧誘されて
そのまま入部させられる…と考えて
小学校５年で辞めるという
決断をしました
わたしにとって、大好きだけど
こわい存在でもあった父に
どうやって伝えようか
がっかりさせてしまうかな…
と、悩みに悩みましたが
覚悟を決めて伝えることに
そうすると…父の返事は
「お前は剣道強くなると思って
期待していたけど
自分でそう決めたんなら
仕方ない
辞めたいと自分で言える
その勇気がお前にはあった
それを認めたいと思う」
と、わたしの決断を
尊重してくれました
他の市からも
剣道部に入るために
引越してくる人もいるほど
熱心な部活だったので
父の立場などを考えると
本当によかったのかな？と
思うこともありましたが
指導者と生徒という
関係ではなく
父と娘、という
関係でいられたことで
同じ中学校でしたが
中学校生活も
楽しく過ごせました
父は、休みの日もずっと部活
夏休みなども遠征ばかりで
一緒に遊びに行ったり
出かけたりした記憶が
ほとんどないのですが
どんなに忙しくても
要所要所で必ず
しっかり話し合う時間を
とってくれて
最後は、いつも
わたしのことを
信頼してくれた父
誰かから信じてもらえる
自分の決断を
尊重してもらえるって
本当に嬉しいし、力になる
これから先
息子の進路や習い事など
いろんな決断する場面に
出会うことがあると思いますが
わたし自身
こう言ってもらえたことが
人生の土台になっているので
わたしも息子たちのことを
信頼して
彼らの決断を応援したいと
思っています
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そんな父も、もう71歳
真夏の暑い日も剣道をし
健康のために自転車に乗るのが日課
ゴルフもまだまだうまくなりたいと
研究を重ねる日々
人生を楽しむ達人です♡