自尊てなあに
どうすればすくすく自分を育ててあげられますか?
このままじゃ幼い頃憎んだ大人達と同じになりそうだ
って微笑みながら言う君の顔は
驚くほど落ち着いていて
何もしてない自分が怖くなった
どうせいつかは嫌でも大人になって
意志も行動も決められた社会の中生きていく
それに比べれば学生なんて自由だとうたわれるが
もとから人間は自由でもなく
生まれた頃に人生のレールが気まってんじゃないかと思う
こうして君のとなりにいられる日も少しずつ減っていって
いつか他の誰かが僕の横で息をしているのだろうな
誰かを信頼するってことがとても難しくて
僕はいつか一人になる気がしてならない
「 拓海はさ、ちゃんと息してる? 」
それは君が肉声で言った最後の言葉だった
目の前で安らかに眠っている彼の髪の毛に触れた
細くサラサラとした髪質であるため瞬く間に僕の指から零れていった
「 息、してるよね? 」
心臓が止まっていても、この部屋の酸素だけは彼に捧げたい
僕の生気を君に分け与えられたらいつでもくれてやる
あとすこし、あとすこし
もうすこしだけ、彼の傍にいさせてください
どうすればすくすく自分を育ててあげられますか?
このままじゃ幼い頃憎んだ大人達と同じになりそうだ
って微笑みながら言う君の顔は
驚くほど落ち着いていて
何もしてない自分が怖くなった
どうせいつかは嫌でも大人になって
意志も行動も決められた社会の中生きていく
それに比べれば学生なんて自由だとうたわれるが
もとから人間は自由でもなく
生まれた頃に人生のレールが気まってんじゃないかと思う
こうして君のとなりにいられる日も少しずつ減っていって
いつか他の誰かが僕の横で息をしているのだろうな
誰かを信頼するってことがとても難しくて
僕はいつか一人になる気がしてならない
「 拓海はさ、ちゃんと息してる? 」
それは君が肉声で言った最後の言葉だった
目の前で安らかに眠っている彼の髪の毛に触れた
細くサラサラとした髪質であるため瞬く間に僕の指から零れていった
「 息、してるよね? 」
心臓が止まっていても、この部屋の酸素だけは彼に捧げたい
僕の生気を君に分け与えられたらいつでもくれてやる
あとすこし、あとすこし
もうすこしだけ、彼の傍にいさせてください