ペルソナとは:
サービス・商品の典型的なユーザー像。よりリアルで具体的なユーザー像を設定することで、精度の高いマーケティングができ、精度の高いアイディアを出せたり、判断を行えるようになること。
ペルソナ作成に必要な要素:
・氏名・年齢・性別・学歴・職業・肩書き(社内での役職など)・年収・居住地(住んでいる場所、賃貸・持ち家など)・家族構成(既婚・未婚、子供の数や一緒に住んでいる家族の情報)・趣味(複数でも可)・日課にしてること・利用しているSNS
参考:
題材1:
丸の内のイタリアンレストランのランチのユーザー
(レストランには個室はないが、テラス席あり)
ペルソナ①
30代女性
丸の内周辺で働くOL
都内在住
独身
コロナで週一出勤しているが、ほぼ在宅勤務。
出勤したときは、たまに気分転換に会社の人と1対1でランチへ外食する。
コロナ感染に対しては神経質。
ランチの価格帯は、1000-1500円くらい
食べログ・instagramをチェックしつつ、社内の人の口コミでランチの場所は選ぶ
ペルソナ②
38歳男性
丸の内周辺で働くビジネスマン
都内在住
独身
コロナだけど、ほぼ出勤。
ランチは近くにいる周りの同僚に声をかけて1対1で外食する。時間帯はあえてお昼時間を外すこともある。
ランチの価格帯は、1000-2000円くらい
忙しすぎるので、食べ物・洋服などには無頓着。
ランチ直前に気分でお店を選ぶ。SNSはチェックしない。
ペルソナ③
45歳男性
丸の内周辺で働くビジネスマン
都内在住
妻(子供なし)
コロナで半分出勤・半分在宅。
ランチはお弁当を購入することが多いが、たまに会社の同僚や社外の人とも数人で外食して、コミュニケーション・情報交換をしている。
コロナ対策をしているテラス・個室のあるお店を選ぶ。
ランチの価格帯は、2000-5000円
ランチのお店選びは、秘書にお願いする
このコロナ渦で、ランチに外食する人の特徴:
・普段に比べてランチ人口は少ない
・忙しい人・エリート層が多い
・ニーズとしては、食べ物に対するこだわりよりも、コミュニケーションをとる場としての利用価値が高い
・コロナ感染対策に意識が高い
・高価格帯のランチでも購入しそう
・SNSはあまりチェックしていない
このコロナ渦におけるマーケティングの施策:
・コロナ感染対策をしっかりする。テラス席をアピールする。
・来店客が少ないので、単価を上げられるように、いつもより少し価格帯が高い、シェフおまかせコースをつくる。2000-3000円、3000-5000円の価格帯。食費もお店側がコントロールできるので石二鳥。
・お店近くの通り・店頭での広告を充実させる