こんにちは！

なぎさです！

今日のお話はこちらのお話の続きです↓

『#85　もう取り戻せない大切な思い出（わたしの世界観）人生のやり直し』こんにちは！なぎさです前回のお話はこちら↓ 『#84　機能不全家族は認知の歪みの製造工場（わたしの世界観）人生のやり直し』こんにちは！ …

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私が怒っていたのは母のことでした。

私を女中のようにこき使って

勉強勉強と追い立てて

そればかりか、家から出さない、友達と遊ばせない

入ったばかりの部活を辞めさせる

時にはひどい暴言、暴力

私の心には母への反発と怒りが渦巻いていて

その怒りを私はグループカウンセリングという形で

吐き出していきました。

ある時カウンセラー役の人が私に聞きました

「お父さんはどこにいるの？あなたの話にはお父さんが全然出てこない」

私は一瞬戸惑いました

外国航路の船員の父は私にとっては

生まれた時から家にいないことがあたりまえ

いることのほうがめずらしかったからです。

私はこの一言で初めて

父の役割や存在というものが家にはあって

私の家にはそれがないために

母は私にその役割も押し付けていた、

私は子供なのに母から配偶者のように頼られていたんだ

と気づき始めました。

母の淋しさを埋める役目

母の相談相手

母を助ける役目

母がしんどいと感じることを押し付けられる役目

母は子供のように、私に容赦なくおんぶにだっこ

それにこたえられない私は悪い子であり

バカで役立たずと罵られるのです。

ほんとに

「あんまりだよ～～」

と言いたくなります。

これもですね、

ずいぶん柔らかい言い方で

その程度なの？と思われるかもしれません。

それは

もう母への怒りを吐き出して

心が癒されているからなんです。

そのカウンセリングをうけた時は

家に帰って泣きながら

「バカヤローーーーー

○ねーーーー」

と何度もまくらをたたきつけるほど

私の中には怒りがたまっていました。

あれから月日がたち

今思うのは

父がいない間の母の淋しさや大変さを

家に帰った父がちゃんとねぎらったり、なぐさめたりして

母の住みやすいところに住むとかの工夫をしていたら

母はもう少し

子供に愛情を与えることができたのだろうなと思っています。

そういう意味で夫の妻への思いやりは

子育てをするうえで欠かすことのできないサポートだし

特に実の親からの愛情を受けずに育った

孤独で依存心が強い母には

それが命綱だったはずです。

夫から思いやりが向けられないことへの怒りは

一身に私が引き受けてきたのです。

この日聞かれた

「お父さんはどこにいるの？」

の質問は

家族の中で

私に打撃を与えていると

誰も気づいていないのに、

私の男性感にじわじわと影響を与える

父の在り方を

聞かれた質問だったような気がします。

次回は

その父のことについて

書く予定です。

次回のお話はこちら↓

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#87 お父さんはどこにいるの？ わたしの世界観 人生のやり直し

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