今日のスピ本
20年前に買いました。
シャーリー・マクレーン
といえば、やはり

『アウト・オン・ア・リム』

ですよね!
これを読んだ時は衝撃でしたポーンポーンポーン

この女優さん、勇気あるなー!!
とビックリしました。

スゴい美人ではないけど
彼女の本を何冊か
どんどん読んでいくうちに
分かりました。

この人、すっごーくモテる!
しかも大物ばかりに!


アウト・オン・ア・リムでは
さらっと書いてた不倫の相手が
この本ではぶちまかした。

実は某国の首相だったとは!びっくり

まあ、実際、彼女は
とっても知的で魅力的ですから。

しかも、
『同じ歳くらいの相手では、
私にはついてこれない』
ですって!チュー


それで、この本は、

彼女が世界三大巡礼路の1つ
サンティアゴ・デ・コンポステーラ
を60歳過ぎてから旅する話です。

旅しているときに現れる
過去や未来のビジョンが
もう、ぶっ飛んでいるのです。

きっと、この本を書くときも
勇気が必要だったのではないでしょうか。

私としては、ぶっ飛んでる話は
大歓迎なので、
アトランティスもレムリアも
ワクワクと読むことが出来ました。

というか、ここまで
ビジョンが見えて、

天使や精霊やらも
道中に現れて

会話の内容やら風景やら
よく覚えてるなー!
と感心してしまいます。


私はスペイン語がわかるし
外国独り旅も何度もやってるので

もしかして私も巡礼できちゃうかもよニヒヒ

と思いました。

しかも、訳者あとがきでは
山川夫妻が、

『私たちも旅しました。

路線バスを使いながらの旅

でしたが。』

と書いてあり、

なーんだ、バスも有りね


と勇気が湧きました。

(ちゃんと昔の旅びとのように
歩いて巡礼したい人には
邪道でしょうけど。)

そして、山川夫妻も、やはり
巡礼の途中で過去を思い出したそうです。

私はサンティアゴではないけど
スペインはかなりあちこち行きました。

が、全く過去など思い出せません。

スペイン人修道女に会ったとき

「あなたはアジアの顔してるけど
何故か私にはわかる!
あなたこそ、修道女になるべきよ!」

とスカウトされましたが、
ピンとこないのでお断りしました。滝汗

それよりも、
スペインからちょっと遠くに
かすかに見えるアフリカ大陸に
何か駆り立てられるものが
あり、

気がついたら
モロッコの地に降りたっていました。

ボディーガードとして
マカオ人と日本人の男の子を誘い、
ドイツ人の女の子とモロッコの旅を
しました。

モロッコは確かに何か何か
感じるものがありましたが
なんせ、すべての時間を
スーパースター並みに扱われ、
何処へ行っても大人気。

いついかなるときも
私たちの周りは人だかり。
ホテルの中でも追いかけられ

全く旅した気分になれませんでした。

30年前の話です。

おばちゃんになった今、
今度はゆっくりまわれるでしょうか。

私だって後10年たつと60歳。

ですが
まだまだ行けちゃう気がします。


この本の1番印象に残った言葉は実は
プロローグ。

シャーリーは次のように書いてます。

『私はかつてないほど創作意欲がある。

十分なお金があり、

本当の親友が5人か6人いる。
健康な肉体と健全な精神がある。
何事にも執着しない自由な人生を
持っている。

うらやましがられるほど
自由なのだ。

はい、すっごーく羨ましいですっ!
私も60になったときに
そう言いたいです!笑い泣き