ガンに備えると言ったらガン保険

ガン保険を考えることになった
きっかけは2回も手術した
私の繊維腺腫ではなく
父の直腸がんでした。


私が28歳の時に父が
進行性の直腸がんになり、
近くの大学病院に
入院、手術することになりました。

手術中の待合い室にあった
週刊文春がすごく面白くて
その後、今にいたるまで
毎週購読しています。

で、その時読んだ文春に
連載中の林真理子さんの
エッセイにこんな文が。

うろ覚えなんですが。。。

「噂レベルだけど
乳ガンになりやすい女性の特徴
1、乳製品が好き
2、背が高いもしくは体が大きい
3、学歴が高い」


かなり気になって
自分でも調べたら
3、学歴高い    
の代わりに「本が好き」
「勉強が好き」
なんてのもある。びっくり

なんとなく、
私に当てはまる気がする。。。

林真理子さんは
「日大とはいえ、大卒。
私に当てはまる。怖くなった」
とこんな感じで書いてました。

(上に挙げた特徴については、
エビデンスもないので
本気にしないでくださいネてへぺろ

ただ、私が20年後に
乳ガンで入院したとき
病院のパンフに
「背の高い人、乳ガンになりやすい傾向」
と書いてあって、
えーっ!滝汗
本当に!?👀ポーンと驚きました。。。)



そして、父が手術を受けている。
叔父も叔母も大腸がんになった。
(ちなみに、父、叔父、叔母の3人は
進行性でありましたがその後
完全に直腸がんと大腸がんを
克服しております❗)


父は、どんなに苦しくても
意識を失い、倒れるまでは
病院に行かない、
というポリシーがありましたガーン

一緒に暮らす者には
大変迷惑でありますっ!

時々意識を失うのですが
倒れてもすぐ這い上がる
ので病院に行ってくれないのです。

突然倒れていきなり頭突きされる
方の身になる気持ちはないようです。

生命保険もガン保険も
もちろん、入りません‼

「俺が病気になるわけ
ないじゃないか~❗」

と常に言っててそれも本気なんです。

(私の夫も入院するまで
同じことを言い続けてました)

手術、入院にかなりお金が
かかりました。
父の退職金がするすると
消えていきます。

母が、父のお見舞いの帰りに寄った
公園のベンチにいつの間にか
座り込み、夕方になってた、
なんて言いながら帰宅した時、

わたし、
ガン保険、入ろう真顔
決意した瞬間でした。

負けるもんかあああ~!

と思いました。
(今、思うに勝負けも何も
関係ないんですが、
しかも、そこでガン保険!?ですが
当時は何故か闘ってやる!
と思いましたびっくり


はい、「がんと闘ってしまったかも!?」
の始まりですニヤニヤ


(よく調べずに1番有名な
ガン保険に入りましたが
その後、色々考えてしまう
ことになります)


ところで、手術の際に
執刀医にどのくらいお金を渡すか
家族会議しました。

高校時代の友人が
たまたま父の病院で半年前に
甲状腺ガンで手術しており、
その時に執刀医に30万円
包んで渡したよ。
と言ったからです。

治療費でも入院費でもないです。
直接、センセイに手術前に渡すアレです。
昔はよくドラマでみましたアレです。

結局、私と母は


おかしいっしょ!
んなお金、渡すか普通?

と決断し、渡しませんでした。

執刀医は大変な凄腕で手術は
大成功でした。

後に、執刀医の先生は母に言いました。

「ご主人の顔、私に似てますよね
しかも、同じ学年🎵
名前も一字違い🎵
な~んか親近感湧いちゃいましてね。
気合い入れて執刀させていただきました」

色々考えてさせられました、私。