引越しから一か月もしないうちに
私は手術の日を迎えた。
身体作りはしてきた。
できることは全部した。
自分の中に悔いはない。
だけど、当日。
私の身体の一部がなくなるのかと
すごく悲しく、ひとり病室で泣きそうになった。
私の選択はこれでいいのか。
ここに来てぐらつく。
転移がこれからあるかもしれないのに
手術をためらうことはないのに
やはり怖い。
全身麻酔や
残る傷口
怖さはどんどん出てくる
だけど、私は
大切な家族のため
そして自分自身のために
生きたいと思ったから
怖くても乗り切ろうと思い
術衣に着替えた。
きっと子供たちは私のいつもと違う様子を見て、不安を覚えるだろう。
だから、笑顔でいってくるね。と
伝えることを忘れずにしようと心に決めた。
