10月某日。名探偵津田の元に一通の手紙が届く。
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拝啓 名探偵津田様
先日は事件を解決して頂きありがとうございました。
私は今、とある事情から、瀬戸内海のある島に来ています。そこで島の秘密を覗いてしまったという誤解を受け、村人に拘束されてしまいました。このままでは今度の祭りの生贄にさせてしまいます。助けて下さい。
こんなことを頼めるのは、もう名探偵の津田さんしかしません。
もちろんお礼はさせて頂きます。
佐々木理奈より
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マネージャー「どうします…?」
津田「なんやこれ!絶対嘘やろ!ほんまもんの探偵みたいになっとるやないか!」
例の如くごねる。
津田「一年ぶりやー。きつい。でも行かなしゃーないんやろ」
マネージャー「依頼引き受けてくれてありがとうございます。じゃあ早速手配しますね。明日の朝には島につけると思います」
津田「朝イチ!キツ!」
マネージャー「じゃあ助手のみなみかわさんには津田さんから連絡しておいてもらえますか?」
津田「あいつも来るんかい!」
みなみかわに電話すると、関西で急に仕事がバラしになったという。ちょうどいい。
関西で前泊した津田は、不承不承朝イチで島に向かう。
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名の知れ渡った名探偵津田がそのまま行くと、現地の村人に怪しまれる。
テレビの取材ロケという建前で島に上陸。
津田は芸人としてロケしながら情報を集める一方、みなみかわは別行動で島を探索することにした。
理奈は無事なのだろうか?
島では秋の収穫を祝うお祭りが今夜行われることになっていた。もともとは八百万の神々を表す仮面を被り、舞を踊る行事だったが、近年ではハロウィンの流行が、この孤島にも来ており、村人総出でコスプレをするのが習わしになっていた。
ロケ中。
村人「きゃー。名探偵津田さんカッコいい」
写真を撮る。
津田「人気なのは嬉しいけど、1の世界と2の世界、どっちの歓声やねん!」
パニクる津田。
津田「あの立派な和風の建物はなんですか?」
村人「あれはこの島の村長の御宅です。村長は立派な人です。もう一つ立派な洋館が島の反対側にもあるのでご紹介しますね。そこの主人は…」
聞くところによると、この島の住民は自然を守っていこうとする保守派と、リゾート開発を推し進める急進派とで対立しているらしい。
急進派は地元の大きな水産会社や不動産業者と連携し、男の楽園煩悩島なるものを計画中とのこと。
津田「なかなかやり手なんですね。戸隠かどっかで似たような話あったな~。誰か殺されなきゃいいけど…」
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島の中央に位置する神社にて。
夜のお祭りに向けて屋台の準備をしている。
神主さんはお祭りの準備で忙しいので、巫女さんに話を聞くことに。
津田「この祠みたいなのはなんですか?」
巫女「生贄のお墓です」
江戸時代寛政期、大雨と津波による水害でこの島は水没の危機にあった。
一か八か一人の女性を生贄を立てたところ、嘘のように嵐は収まったという伝説が残されていた。
またなんでもこの島は、囚人が島流しにあっていたところだという。
その後村人は災害を恐れ、こっそり毎年囚人を生贄に差し出していた。幕府の役人には、自殺したと嘘の報告をして…。
明治文明開化の潮流の中で、生贄の文化はなくたった。しかし迷信深い島の人達は、病気で死んだ人や、または遺骨の一部をお供えすることをやめなかった。
それは最初に犠牲になった女性や、囚人、海の神様、いろんな要素が絡み合った災から島を守るという大切な意味を持つからであった。
昭和の時代、戦後GHQにより野蛮な行為は取り締まられることになった。
代替案としていた動物の生贄も禁止された。
その後は人形を生贄にするなど紆余曲折、変遷
があり、現在では仮面を被ったハロウィンのお祭りという原型を止めないよく分からない代物になっている。
急進派の主人がリゾート開発の前段階として、旧習、古い習わしを廃し、イメージアップ戦略をとった結果だと巷では言われている。
津田「よく分からないですけど、生贄は今はないんですね!?良かった~理奈ちゃん無事かな?」
巫女「理奈ちゃん?」
津田「いえ、こっちの話です。」
理奈ちゃんに会いたい。しかしそもそも拘束されている理奈ちゃんは、どうやって手紙を出したのだろうか?嘘の呼び出し?
1の話と2の話がごっちゃになった津田は、急進派の主人が住む、洋館の方へ案内される。
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一方みなみかわは村長宅で話を聞いていた。
そこでは急進派の悪口を聞くことに。
村長「この島は決して豊かではない。生活のため観光業にシフトするのも、時代の流れだと思っている。しかしいきなりリゾート開発というのはいかがなものか?煩悩島!?法律違反じゃないのか」
みなみかわ「そうですよね」
村長「それ以上に村人の意見が、二手に分かれてバラバラになっている現状も良くない。いまに事件が起こらなければいいが」
みなみかわ「なにか予兆があったんですか?」
村長「うーん。小さないざこざはいざ知らず、最近放火があったんじゃよ」
みなみかわ「事故とか不始末じゃないってことですね」
村長「消防の見立てではそうじゃ。幸い怪我人はいなかったが」
みなみかわ「対立している者たちの間で、殺人未遂という可能性もあるってことですね」
村長「それと近頃、怪しいよそ者が島をうろついているという報告も上がっておる」
みなみかわ「なるほど」
村長「今回ロケの取材を受けたのも、この島の自然や海をアピールしたいという思いもあったんじゃ」
みなみかわ「そうですよね。確かに煩悩島はやり過ぎですよね」
村長「命を狙われるとしたら、まず保守派のワシじゃろ。どうだろうか、みなみかわさん。あなたは頭いい。ワシのボディーガードになってくれんか」
みなみかわ「分かりました。僕は村長の味方です。津田さんのことも後でご紹介しますね」
村長「ありがとう。そうと決まれば、お昼をご馳走しよう」
もてなされるみなみかわ。これが村長の戦略だとも知らずに…。
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洋館にて。
今までの噂から、金にがめつい怪しい人物像を思い描いていた津田だった。
しかし実際に目の当たりにしたその男性は温和なロマンスグレーの紳士たった。
主人「津田さん。いや名探偵津田さんと言ったほうがよろしいかな。名探偵津田のいるところに事件ありといいますから…津田さんが来られたということは何か事件の香りがこの島からするんですか?」
津田「詳しいことは守秘義務があるので言えませんが、ある人から依頼の手紙を受けまして…」
主人「ふむ。まあいいでしょう」
女性「津田さん。どうぞ紅茶です」
津田「あっ、すんません。この綺麗な女性は?」
主人「うちの娘のさくらです。名探偵津田さんの大ファンなんですよ」
娘「もうっ、お父様ったら。」
津田「えー、嬉しい」
主人「津田さん。本題といきましょう。実は相談がありまして。私のことを村人からどう聞いてますか?」
津田「なんか怪しい業者と組んで島を乗っ取ろうみたいな…」
主人「やっぱり…」
津田「違うんですか」
主人「全然違いますよ。そんなことを言うなら村長のグループだって…、いやその話は後だ。実は妻が3日前から行方不明でして」
津田「それは大変」
さくら「お母様…」
津田「それは家出とかじゃなくて」
主人「前にも喧嘩して実家に帰るということはあったので、今回もただの家出ならいいんですが…なにやらこの島に不審人物が紛れ込んでいるという目撃情報もありますし、不安で」
津田「心中お察しします」
主人「そこにちょうど名探偵の津田さんがいらしたので、妻の捜索を手伝ってくださいませんか?」
津田「また複雑になってきた。一人じゃ抱え込めんぞ!」
主人「もちろん謝礼は十分にするつもりです。
なんなら娘を持っていっても構いませんぞ。わっはっは」
顔を赤らめるさくら。満更でもない。
津田「引き受けましょう!!」
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さくらに島を案内してもらうことになった。
さくら「お父様はこの島を潤した立派な人です。村人だって本当は感謝してるんです。」
津田「そうでしょう、そうでしょう」
さくら「村長や神主さんはそれが気に食わないだけです。自分達の権力が脅かされるから」
津田「分かりました。お父様の名誉回復。お母様の捜索、全部名探偵津田が請け負いましょう!」
津田の手を取るさくら。照れる津田。
そこに警察官があらわれる。
さくら「巡回、ご苦労です。」
津田「ちっ、邪魔が入った」
警察官「今本部から放火魔と思わしき人物の指名手配書が届いたから、貼っているところです」
津田「どれどれ。これは、鈴木昌輝!!」
戸隠村殺人事件の犯人鈴木父。理沙ちゃんと理奈ちゃんのお父さん。
警察官&さくら「どうしたんですか?」
津田「いやいやなんでもない」
パニックになった津田。
交番で休んでいるとみなみかわと合流。
捜索状況を共有することに。
津田「村長は悪い人や」
みなみかわ「いや津田さん。騙されてますって。また可愛い女性に引っかかって」
喧嘩する両者。話が通じない津田に対して。
みなみかわ「もういいです。俺は一晩村長をボディガードする。祭りの間で事件が起きなければ、それはそれで事件を未然に防いだということで、探偵の面目躍如でしょ。それで明日帰れる。津田さんもそっちの人見張っといてくださいよ!」
さくら「そんな、父をそんな風に言うなんて…」
津田「そうだぞ、大丈夫、さくらちゃん。俺は君の味方や。みなみかわ!お前はもう破門だ。俺の助手でもなんでもない。今すぐ帰れ」
みなみかわ「なんでそんな1の世界に入り込めるんです!?助手失格で気が楽になって僕的には全然いいんすけど」
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夕方。さくらから祭りで使う仮面を選ぶよう言われる。
娘「猿、ゴリラ、チンパンジーのしか余ってなくて」
津田「絶対これ2のスタッフの悪意が混じってるな。お前なんてサルだっていう。腹立つ」
祭りが始まる。皆で神社の境内に仮装して集まり踊る。思ったよりは普通の祭りだ。
仮面は動物やアニメのキャラクターが多い。
1のスタッフがカメラを回している。
ロケが一段落して、休んでいると津田のもとに、たぬきのお面をつけた人物が声をかけてきた。
?「津田さん、名探偵津田さん」
津田「びっくりした!」
人気のないところでたぬきのお面を取ると…
津田「理奈ちゃん!!!」
理奈「しー津田さん。静かに」
しかしテンションの高まりを抑えきれない津田。
津田「嬉しい!無事やったんか?」
理奈「?はっはい。私はずっと無事ですけど…」
津田は嬉し過ぎて、理奈の微妙なリアクションを見逃してしまう。
津田「手紙読んで、心配して急いで来てん!」
理奈「私、手紙なんて書いてませんけど…」
津田「なんやて!どういうこと!騙された?」
理奈「落ち着いてください。どうやらこの島に私の名を語って、名探偵津田さんを招いた、怪しい人物がいるようですね。事件の匂いがプンプンします!」
津田「うわー、出た!」
理奈「捜索お手伝いしてもいいですか?」
津田「ええよ。やる気出た」
理奈「ところで助手のみなみかわさんは一緒じゃないんですか?」
津田「あいつとはもう縁切った。助手は理奈ちゃんだけで十分や」
理奈「でもじっさい今までの事件、みなみかわかわさんにだいぶ助けられてると思うので、仲直りしたほうが…」
津田「なんや、俺だけじゃ不安なんか。大丈夫。ところで、手紙出したんが、理奈ちゃんやないんやったら、理奈ちゃんはどうしてこの島に?」
理奈「それは…津田さん絶対ナイショにしてくれます」
津田「するする」
理奈「父がこの島にいるかもしれないので…」と耳元でささやく。
津田「そうや、鈴木父。今指名手配になってん。さっき見た」
理奈「物心ついてから、父の姿を見てなくて。一度でいいから見たいと思って、情報集めてたんです。そうしたらこの島にたどり着いて。」
津田「そうやったん。なんか複雑」
理奈「津田さん、お願いがあります。もし父の姿を何処かで見かけても捕まえないでほしいんです!」
津田「えっ!?それは不味いんじゃ…」
津田に後ろから抱きつく。
理奈「私津田さんとずっと一緒にいたい。もし父が捕まって、明日になったら津田さんはまた東京に帰ってしまうんでしょ!?」
津田「理奈ちゃんも一緒に帰ればええやん」
理奈「駄目。私は1の住人だから。だから父を逮捕しないで。そしてもし今夜事件が起きても解決しないで。だって事件を解決してしまったら、津田さんはいなくなってしまうから。私と一緒にずっと1の世界で生きよう」
津田「理奈ちゃん…それはいくらなんでも」
理奈「もしかしてさっき一緒にいた女性と何か約束してるとか…?」
津田「見てたん!?どっから」
理奈「1の世界と2の世界、そして私とあの女性どっちを取るの?」
パニックになり髪を掻き出す津田。
津田「わかった、俺は一生、1の世界で理奈ちゃんと生きる…」
そこに現れる、救世主みなみかわ。
みなみかわ「何やってんスカ!駄目ですよ津田さん。謎を解いて明日帰るんでしょ!」
津田「うっさい。俺はもう決めたんや」
みなみかわ「最悪。理奈さん駄目ですよ。大人をからかったら」
理奈「みなみかわさんは私達の敵です」
みなみかわ「そんな馬鹿な」
理奈「キャー痴漢です」と大声を出す。
村人が集まり、みなみかわを囲む。
理奈「この人が仮面で顔がわからないのを良いことに、体に触ってきたんです」
みなみかわ「冤罪や。津田さんもなんか言ってください」
津田「悪く思うな。みなみかわ。村人の皆さん、こいつは最近この島で噂になってる不審者です。連れてって下さい。放火について何か知ってるかもしれません」
みなみかわ退場。捨て台詞を吐く。
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祭りの最後、境内で炊きあがる炎の渦の中に、仮装衣装を燃やす。
その時、猫の仮面をつけた一人の人物が倒れこむ。
村人が集まり救護する。
津田「誰か倒れたん?」
仮面をとったその顔は…
昼間洋館で会った、さくら…だった…
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診療所に運び込まれるさくら。
刃物で体を刺されているようだった。
津田が待合で待っていると、洋館の主人がやってきた。
主人「津田さん、娘さんが…」
津田「ごめんなさいお父さん。名探偵の僕がついていながら…」
その時、後ろから現れたのが…
津田「あれ!さくらちゃん」
さくら「妹が刺されたって」
そう。被害者はさくらの双子の妹のすみれという名の女性だった。
主人「言ってませんでしたっけ?」
津田「えー、ややこしい」
出血はひどかったが、命に別条はないという医師の言葉に安堵する。
主人の計らいで洋館に泊めてもらえることになった。
津田「どうせ隠しカメラたっぷりあるんやろ」
さくらぽかんとする。
津田「まあ、ええ。妹のすみれさんでしたっけ。何か人に恨まれることありましたか?」
さくら「それが不思議なんです。妹は大人しくて、そんな村人とも交流があるわけじゃないんです。今日の祭だって参加する予定じゃなかったはずです。あるとすれば、お父様を島から追い出そうとしてる保守派の仕業」
津田「なるほど。では犯人はすみれさんが祭に参加することを知っていた人物になりますね」
さくら「もしかしたら、犯人は私を殺すつもりだったんじゃないでしょうか?」
津田「えっ!?双子だから間違えたという」
さくら「…推測ですが…」
津田「その犯人、仮に殺人仮面と名付けましょう。殺人仮面の正体は私名探偵津田が絶対暴いてみせます」
さくら「ありがとうございます。じゃあ明日は一緒に捜査をしましょう」
津田「明日もかぁ。長引きそうやな」
一日目終了。
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翌朝。さくらはまだ気分が優れないということだったので、津田一人で捜索に出る。
交番に行くと、理奈が来ていた。
テンションが上がる津田。
津田「理奈ちゃんは昨日の事件をどう思う?」
理奈「津田さん。事件の捜査はしないって昨日約束しましたよね!私と1の世界でずっと生きるって」
津田「いや、一晩たって冷静に考えたけど、それは無理や。俺今すぐこんな事件ほっぽいて帰りたいもん」
理奈「私のこと、好きじゃないですか…?」
津田「いや、好きよ、大好きよ、キスしたい。たから迷うし混乱してるわけよ」
理奈「津田さんなんて知らない」
どっかにいつてしまう理奈。
津田「えー、これ追いかけたほうがいいの?
誰がナビゲートしてくれるん?」
そこに困ったときのみなみかわ登場。
みなみかわ「津田さん。この恋愛のパートいらないんすよ。早く事件解決して帰りましょ!」
津田「俺今感傷に浸ってんねん。さくらちゃんのことも好きやし」
みなみかわ「昨日刺されたっていう…」
津田「ちゃうちゃう、それは妹で…」
双子であると説明する。
みなみかわ「僕は昨日冤罪で捕まったじゃないですか。逆にラッキーなことにそれが昨夜のアリバイになって、お前は犯人じゃないと釈放されたんですよ」
津田「みなみかわごめん。目が冷めた。さっささと事件解決して、1の世界のこの島から出よう」
みなみかわ「良かった。津田さんが昨日1の世界にずっとおるって言ったとき、2のスタッフどうしようって引いてたと思いますよ」
津田「2の世界の浜田さんも怖いし」
バディ復活。村長にお世話になってるというみなみかわに案内され、村長宅へ。
何故かあるホワイトボードで事件の整理。
◯理奈の手紙は誰が寄越した?
◯主人の奥さんは行方不明、ただの家出?
◯鈴木父はこの島に潜伏?
◯放火は誰がした?
◯なぜすみれちゃんは刺された(さくらと間違えた説)
謎は深まるばかり、そこに村長登場。
津田「はじめまして」ぺこり。
村長「これはこれは。名探偵がいらっしゃるということは、やはりロケというのは建前で、何か事件が起こるということを予期してこの島にいらしてたんですな」
津田「私が来ておりながら、犠牲者を出してしまい申し訳ないです」
村長「巷ではワシが急進派を追い出そうとして、みたいな噂が出ているようだがとんでもない」
津田「全然思ってないです。大丈夫です」
村長「探偵さん。あんただけが頼りじゃ。この島に平和を取り戻して下さい」
津田「責任重大やな」
みなみかわ「とりあえず神社行って、現場検証しましょう」
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神社にて。
巫女「津田さん!ロケ終わってもまだ帰らないでいてくれたんですね」
津田「君をおいて帰れないよ」
みなみかわ「えー、ここでも恋愛のパートあるの?」
津田「俺巫女さんも好きやねん。登場人物もうみんな好き」
巫女「実は津田さんに聞いてほしい話がいくつかありまして」
津田「助手ノートにメモ取っておけ」
みなみかわ「はいはい」
巫女の話によると、
◯昨日さくらが猫のお面をつけているのを見たが、二度目に見かけたときには狐のお面になっていた。
◯理奈が夜中歩いてる姿を見た者がいる。それは放火があった日だった。
◯神主さんが、行方不明の洋館の奥さんについて、「あれは、魔女じゃ」とつぶやいていた。
◯さくらちゃんは本土のお金持ちの御曹司と婚約していたが、何故か延期になっている。
◯双子の妹のすみれちゃんは、もともと大人しかったが、ある日を境に急に寝込むようになった。
みなみかわ「急に情報増えてるやん。2のスタッフが、今日中に撤収したいから、無理やりねじ込んでるな」
津田「脚本に力入れすぎやねん。誰がこんなの解けんねん。バラエティのレベル超えてる」
そこに警察官が現れる。
警察官「津田さんに、すみれちゃんが言いたいことがあるそうです」
津田「ちょうど良かった。俺達も今から診療所行こうと思ってたところや。この事件もフィナーレやな」
みなみかわ「えっ。ひょっとして津田さん事件解けたんですか?」
津田「あぁ。みなみかわ!事件の関係者全員集めておいてくれ!殺人仮面はこの中にいる!!!」
◯名探偵津田
◯助手みなみかわ
◯佐々木理奈
◯村長
◯神主
◯巫女
◯洋館の主人
◯奥さん
◯さくら
◯すみれ
【事件編終了】
【解決編】