でもタイトルのサジタリウス号を操る「宇宙便利舎」の面々は全然カッコ良くありません。
前置きが長くなりましたが
「宇宙船サジタリウス」

です。
このアニメを知ってる人居るかな~?
放映されてたのは1986年に金曜日の午後7時30分からやってました。
そう、ドラえもんとワールドプロレスリングの間という、素晴らしい時間帯に放映されてました。
勿論、物語も素晴らしいかったです。
オンボロ宇宙船のサジタリウス号は、冷却装置も付いてないから大気圏突入時には蒸し風呂の様になる。
イヤホンジャック型のマイクロ翻訳機も無しに旧型の自動翻訳機で宇宙人と会話しなきゃいけない宇宙便利舎の面々。
サラリーマンの悲哀をSF世界に投影した大好きな作品でした。
船長のトッピー、ベテラン船員のラナ、新入社員にて科学者のジラフ。
個性的な面々の人間臭いカッコ悪さが、自分が年を経過するほどカッコ良く思えてくるアニメでした。
今日はその宇宙船サジタリウスのオープニングテーマ
「スターダストボーイズ」
の歌詞を掲載します。YouTubeにも名前を検索すれば出ます。
****
どこから見てもスーパーマンじゃない
スペースオペラの主役になれない
危機一髪も救えない
ご期待通りに現れない
ため息つくほど粋じゃない
拍手をするほど働かない
子供の夢にも出てこない
大人が懐かしがることもない
だからと言って駄目じゃない
駄目じゃない
スターダストボーイズ駄目じゃない
星屑の俺達
けっこういいとこ
あるんだぜ
スターダストボーイズ
****
歌はアニソンの王子影山ヒロノブさんです。
実はこのアニメ、日本とイタリアの共同制作だったんですね。
昨日知りました(笑)。
確かに、日本人が「ラザニア」を知るようになったのは、このアニメがきっかけの子が多いって、あるサイトに書いてましたが、私もその一人です(笑)。
エンディングテーマの歌詞や、印象に残ったエピソードはまた次回に。
あれから30年。
私は自分が理想に描いた大人に近づけてるのかな?