魔女っ子戦隊テッペキ!4 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

「リビドー軍曹(人間名・相良優矢)、調練の具合はどうかね?」

「これは大魔王様。(武田輝)
ご足労を…。」

「今日は、戦闘員の視察だけに来たのではない。
祈祷の人材を貸してほしくてな…。」

「大魔王様が協力を望まれるとは…。」

「うむ、古代に封印されし伝説の秘宝。
愚かな人間が念入りに封じ込めたものよ。
だが、我らの手にかかれば…。
これはカオスでは無い。
新たなる秩序の構築なのだ…。
そして勿論、テッペキ!戦士達へのダメージも…フハハハ。」

「しかし、大魔王様。
総員挙げての祈祷なら、ナイトメア将軍は…?」

「将軍には復活した秘宝を直接取り扱ってもらう。」

「はっ…。」

****

「こらぁ~伊達さやか!
このクラスで逆上がり出来ひんのアンタくらいやでぇ!」

体育の時間は憂鬱です。
私って運動音痴だから…。
中学にもなって鉄棒なんて勘弁してよ…。
小学生じゃないんだから…。
しかも体育の大谷美空先生は何かと私と姉のまどかを比較するし、出来ない私を面白おかしく笑い者にするし…。

「伊達、もっと強く蹴り上げると同時に、腕を胸に引き付けて…。
一気に身体を…。」

「キャッ!美空ちゃん今、お尻触った~!」

「あ~、美空ちゃんセクハラだ~!」

「こらこら、女同士でセクハラもないやろ!
それに授業中は『大谷先生』や!
伊達、明後日に逆上がり出来ひんかったら、その日は居残り特訓やで!」

「伊達ちゃんいいな~。
あたしも大谷先生と居残りした~い♪」

「こらこら、いくらイケメン教師が片倉先生くらいしかおらへんからって、ウチはあかんでぇ~。
女子校の宿命やな~。」

****
「嘆かわしい。
これが現代の女子学生の体育か。
行け!戦闘員よ!」

「キャー!魔王軍よ!」

ナイトメア将軍が直々に前線に!

「みんな逃げて!」
みんなが混乱してる隙に変身を…。

「あっ、体育だから変身スカーフを更衣室に置いてきちゃった!」

どうしよ、バレたらマリアに怒られちゃう!
あ~助けて

「今こそ封印されし秘宝が復活をする。
これを履くのです、アイアンジャスティス…。」

「私ってバレてるよ!しかも…これまさか?」

「はい、ブルマです。」

「ジーク・ブルマ!」
『ジーク・ブルマ!』

「こらぁ、ウチの生徒達に変態行為は…。」

大谷先生、将軍の目を見ちゃ駄目!

「…イケメンやのに変態って理想の王子様や…」続