はい、というわけで「たなく!~旧約聖書を我流に訳す」シリーズの十戒編四話で終了です。
このあとは「ヨシュア記」が続くのですが、タナクはご指摘のとおり話が破綻してます(笑)。
なんと、エジプトの脱出劇から40年。モーセ一行はいまだに荒野を歩き続けているのです。
そして旅の途中でモーセは120才で天寿を全うするのです!
はい、「出エジプト記」と「ヨシュア記」の書いた人も、時期も違う為にこうなるのです(笑)。
モーセはカナン(エルサレム)の地を踏むことなく亡くなったのは違いないく、ヨシュアが後継者となったのも間違いないでしょう。
しかし、一行が40年間旅をするはずありません(笑)。
カナンを奪えなかっただけでしょう。
近隣で遊牧したり、他の民族と協力したり争ったりで、定住と流浪を繰り返した40年と思います。
おそらく「120才くらいの叡知を持っていた60才くらいのモーセが天寿を・」
って意味だと思います。
前回の7つの罪と十戒ですが、ユダヤ教では両親の不敬と嘘つきが罪で、キリスト教では大食とごう慢が罪。
これは「神」の概念が大きく、両親よりも神への敬虔さが重要視され「ごう慢の罪」になり、ヤハウェと絶対神との矛盾は度々生じますが、聖職者の説法としての「方便」として嘘つきの罪が消え、権力者への牽制で「大食」になったと思います。
で、明日からテッペキ!の新シリーズに変わります。
生徒会選挙や夏の総体など、やはり時期をリンクさせたいので、「たなく!」はお休みさせていただきます。
で、前回の南部さんの番外編
ですが、コメント返しに書いた補足です。
南部家は甲賀の末裔で、薬の調合が得意。
奥村家は元々、南部家と同じく一橋家を守護する家柄でしたが、数代前から娘をくの一の「枕」な技で嫁がせて成り上がった家です。
佳代さん自身は自覚なくお嬢様ですが(笑)。
三好先生の柔術はお父様が宗家(お爺さん)と絶縁してるので、真理亜先生の方が分家になります。
真理亜先生も弟さんのことで父と不仲ですが。
佳代さんが柔術を選んだのは全裸でも戦える技が必要だから。
南部さんは「忍び」の自分に誇りを持ってて「くの一」は禁句です