我が愛するバイエルン・ミュンヘンが日本時間の5:47にヨーロッパの頂点に君臨しました。

思えば私のサッカー熱は2002年の日韓W杯より少し前、2001年のトヨタカップで来日したバイエルン・ミュンヘンとオリバー・カーンのプレーを見たからです。

ヨーロッパチャンピオンとして来日したカーンのプレーは本当に鉄壁の守護神でした。
その彼が今度はドイツ代表として再び日本に来てくれることに大興奮でした。
ドイツ代表は準優勝で、クラブチームでもカーンが引退するまでに再びチャンピオンズリーグで優勝することはありませんでした。
しかし、しかし、あれから12年!バイエルンは再び頂点に返り咲きました。
朝から仕事でもテレビ観戦して良かったです!
****
はい、サッカーに興味ない読者様に関係なく感情をぶつけてしまいました(笑)。
ここからは「テッペキ!」の解説です。
作中の「カールスルーエSC 」 は実在のチームですが、小菅健吾くんを移籍させることに許可を取ってません(笑)。
キャプ○ン翼とかなら大騒ぎですが…。
で、カールスルーエはこの度、本当に三部で優勝して二部昇格を決めました。
サッカー界の慣例として、二部や三部で優勝すると、選手がその「勲章」を元手に次々と移籍するんですよね…。
せっかく優勝したのに、次シーズン開幕には立役者達が強豪クラブに主力をほとんど引き抜かれてるってのは良くある話です。
しかし、強豪クラブばかりが得するわけではありません。
昇格チームは選手と引き替えに多額の「移籍金」を手にします。
これを元手に前シーズンより強力なチームを結成するのも可能です。
しかし、やりくりは大変で、節約するに越したことはないので、移籍金が発生しないアマチュアの高校生の小菅くんにオファーが来るのも不思議ではありません。
また、ヨーロッパのクラブチームは未成年の教育にも力を入れているので、クラブの全面支援で、小菅くんの高校卒業と語学勉強の面倒を見てくれるはずです。
移籍=裏切りみたいなイメージが、閉ざされた古い日本スポーツ界にはあるかもしれませんが、選手の自由な流動化が「企業のプロスポーツ」から「地域のプロスポーツ」に良い変化をもたらしたと思います。