25年ぶりの回答 | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

小学4年生の時の友人からの質問です。

「人生は喜びと悲しみが半分ずつなら、奴隷の喜びとは何だ?たまにしか食べれない食事のことか?」

その時は答えれなかったわたくしです。
それから後、
「身分が解放されるかもしれない」

「いや、解放を夢見ることこそが幸せか?」

「いやいや、そもそも人生は喜びと悲しみが半分ずつとは限らないのでは?」

考えても答えは出ませんでした。

しかし、キルケゴールに出会い、25年経過してやっと答えが出ました。

「喜びも悲しみも、奴隷も貴族も、如何にして自己自身になりえるか?が人生の目的だ。
他人の反射で生きる奴は、地位と財産を墓場に持って行こうとする奴隷以下の人間だ。」

が私の回答です。


教師達は
「苦あれば楽あり。楽あれば苦あり。」
と教えてきましたが、
「あなただけの苦楽」
を見つめる瞳を教えてはくれませんでした。

今日はこれくらいで。
おやすみなさい。