小学4年生の時の友人からの質問です。
「人生は喜びと悲しみが半分ずつなら、奴隷の喜びとは何だ?たまにしか食べれない食事のことか?」
その時は答えれなかったわたくしです。
それから後、
「身分が解放されるかもしれない」
「いや、解放を夢見ることこそが幸せか?」
「いやいや、そもそも人生は喜びと悲しみが半分ずつとは限らないのでは?」
考えても答えは出ませんでした。
しかし、キルケゴールに出会い、25年経過してやっと答えが出ました。
「喜びも悲しみも、奴隷も貴族も、如何にして自己自身になりえるか?が人生の目的だ。
他人の反射で生きる奴は、地位と財産を墓場に持って行こうとする奴隷以下の人間だ。」
が私の回答です。
教師達は
「苦あれば楽あり。楽あれば苦あり。」
と教えてきましたが、
「あなただけの苦楽」
を見つめる瞳を教えてはくれませんでした。
今日はこれくらいで。
おやすみなさい。