再掲載:和みの数学~汝、パイを愛せ | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
あなたの今日が価値ある一日でありますように

以下の記事は2011年8月30日の記事です。
新規の読者さまも増えましたので、皆様に知恵を愛し、知的好奇心を刺激することを楽しんでほしくて再掲載します。
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おはようございます。
散々お騒がせしましたが、少し腹が立つ件がありまして意見を述べさせて頂きます。
発端はバラエティ番組で若い世代に(ゆとり)「円周率3なんだろ?オレらは3.14だったぞ!」
といってたのです!!

信じられないです

円周率はパイです。3.14でも、何千桁暗唱出来る人のその数字も間違いないです!

みんな面積を半径×半径×3か3.14で憶えすぎ!
ファイル0109.jpg


そもそも円周率は半径を1とした時、
もしも円が正方形だったら四角の外周は4になりますよね。
そして面積も1×1の窓が4枚あるから面積も4です。
ここまで大丈夫?

だけど上の写真のとおり、円は弧を描き、丸みの部分だけくびれてます。
その部分だけ4より面積は小さくなります。

じゃあどれだけ面積は削らられるか?
正方形が面積4、外周も4なら
円も外周と同じだと昔の人は考えました。
そしてタイヤを転がして進んだ距離を測定すると3.14159265…となり、
半径を増やしてもおなじ倍率でした。
つまり
「円周率とは正方形に対しての『くびれ率』であり、必ず外周4に対しての3.14近くの割り切れない数字が出る。これをパイとしよう。」
と定義したのです。
だから面積の公式は半径×半径×パイなのです。
3でも3.14でも何万桁書いても、それは真円ではありません。なので
直径×直径×パイ÷4の方が絶対に概念を 理解しやすいはず!
これは会社のK大農学部出身の後輩を「初めて理解できました」と感嘆させた説明です。
皆様の日常生活が豊かになること願います。