バンパイア最終回 悪とは | 最後の哲学者~SPA-kの不毛なる挑戦

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このブログは、私SPA-kが傾倒するギリシャ哲学によって、人生観と歴史観を独断で斬って行く哲学日誌です。
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画像は私の大好きな漫画「ネギま」に出てくる、「茶々ゼロ」さんです。
バンパイアの従者で、その魔力により、魂を吹き込まれた「殺人刃物使い人形」です(笑)。

こっからはそのまんま作品の引用です。すんません。

「自分の目的、欲望、理想の為に他人の犠牲を厭わない。それが悪人だ。
誇りある悪ならば、自らも同じ悪にいつか滅ぼされる時の覚悟があるものだ。

誇り無き悪は地べたに這いつくばって死にやがれ」
by茶々ゼロさん

です。さすがバンパイアの従者です。含蓄があります。

「善く生きること」を目的とする私達は簡単に「悪」を作る傾向があります。
所謂「仮想敵国」です。
悪の烙印を押された者には「罪を捏造」され、手前勝手な「罰」を一方的に与えられます。

しかし、その罪が「生業」ならば罰を恐れることは自己否定と自己嫌悪でしかありません。

悪魔=デビル。魔王=サタン。と良く訳されますが、妖魔=デーモンとは?
デーモンとはキリスト教意外の伝道師や多神教の神々や精霊を意味するそうです。
キリスト教に滅ぼされた側の神々が悪魔王として魔界で復活してるのは良くあります。

私は昔「アナーキスト」と「アナリスト」の区別が着きませんでした。前者は「無神論者」後者は「分析家」
どちらもワイドショーで偉そうにしてるイメージしかありません。

しかし、悪魔の効能は「世論の調整」です。世間で悪魔崇拝が大きく(近年ではオカルトブーム)なるほど、時の政権の不満が強いことが伺えます。
それはかつて教会の権力は強く、司法権を握ってたことと無関係ではないのかもしれませんね。
アメリカのバンパイアブームが日本ほどではないのはオバマさんの人気が…。
政治を語ればキリが無いので今日はこのくらいで。

「罪を許されたい時は神を求め、罰を避けたい時に悪魔を信じる」bySPA-k