昨日のお客様にライフサポートカウンセラー中級の認定を致しました。
まだお若いお客様ですがなかなか優秀です。ライフサポートカウンセラーとは『生活指導員』なのです。
お仕事をフルタイムでされているお母様に替わって
認知症のおばあさまを介護されています。更に家庭内の調停や調和維持
観察力は素晴らしいです。山岡さんが基礎は育てられていましたので
仕上げをさせて貰いました。
日常全てが学びです、Sさんには次々と家庭内の問題の解決や調停が押し寄せて
出来事からの学びがやって参ります。
それに対してどのような発言をしてどのように動かれたかが試験でした。
実践が大切です、資格を与えても出来なければ何もなりませんからね
身内での実践で一番大切なことは
情に振られない『他者分離』です。
他者分離とは自分以外は全て他者であると自覚するところにあります。
ご相談の半分以上は、相手の問題に首を突っ込み責任を取ろうとするところにあります。
他人であればなおのこと『他者分離』の意識が必要です。
私がカウンセリングの際に心理学を使わないのは心理学の役目が無意識の分野であるからです。
私は『意識が変われば3秒で現実が変わる』をモットーにしております
意識の変化は現実の中にあるのです
ですから妄想されている人には素早く現実を指導して『今ここに』つれて来ます。
Sちゃんも「情」に苦戦致しました。自分が何をしてあげたら良いのかをいつも考えて動ける人です。
みんなが仲良く困らないようにと心を砕いて働ける・・・・何て素晴らしいことか
それなのに今回勃発した家庭内の問題の際に、私ははっきりと指示を出しました。
事を起こす作戦であると
穏やかに何事もなくと今までのように気を使うようにしょうと思っていたSさん「ビックリ⁉️」
時が来たと私が判断したのです、
Sさんには出来事の見守りをお願いして、さらに家族会議の召集をお願い致しました。
どこのご家庭でも、ある日子供が反抗期という時期を迎えます。それは吐き出しなのです。
吐き出した時に自己責任という大切な物を背負うと私は考えます。
今まで誰が責任をおっていたのかを自覚する大切な時間です。
しばらくしてご報告をSさんから頂きました。
『たくさんの吐き出しをしたのを見守りました、日頃の自分ならば騒動が起きないように気を使い動いていましたが、ただただ否定しないで最後まで発言をするようにだけ場を作りました‼️』とのことです。
親は聴くことが必要で、子は思っていた事を発言する必要があったのです。
発言が正しいとは限りませんが
発言をしたことに責任を取らせる覚悟は聞いた者の責任としてあるかも知れませんね。
案外この出来事で一番勉強したのはSさんかもです。他者分離が腑に落ちたらライフサポートカウンセラーとしてこれからも研鑽を積んでくださいませ。
私も最初はライフサポートカウンセラーからの出発です。家庭を知りきると
情の分野では割りきれる、他人のことなど簡単かもです。
これからの成長が楽しみです‼️