作:小林友哉
潤色:大庭陽一
潤色&出演:四日市西高校・演劇部
あれほどの脚色された傑作は今まで見てきた演劇の中にはありません。
今までの数本の演劇には全くなかったように見えた要素が見えていた気がします。
他の作品よりもそれぞれのキャラクターがそれぞれの魅力を持っていましたし、ストーリーがどんな素人が見てもとても分かりやすかったので、比較的に見やすかったです。
これからストーリーの印象的だったシーンとその評価及び感想を述べていきます。
8人の女子学生がまるでファッションショーみたいに一人ずつ出てきて、その8人が同時に「前から言いたかったことが・・・・・、あなたの事が好きでした。」と言う、最初のシーンにはとても驚きました。(私たち観客にインパクトを与えた意味で)
その2,3シーン後からの主人公の友達(バスケ部所属の方)の面白さと言ったら、何とも言えないぐらいに私は爆笑していました。
主人公と同じクラスの女子との帰り道にピンクパンサーのテ-マ曲のリズムに乗りながら現れるオネエ系の不良の動きは多くの観客を笑いの渦に巻き込みました。その後の不良の言動にも多くの観客を同じ渦に巻き込むこととなりました。
中盤の後半まではコミカル色が強かったのだけは印象的に残っています。
それからラスト10分ぐらいまでのコミカルからシリアスへのクロスフェードもとても上手に表現されていました。
その約15分はチェイスが多く、目を回していた観客がいたのではないかと思いますが、やはり、それぞれのチェイスにはシーンの状況と上手く接続していたと私は考えます。
シリアス色が異常なほどに濃かった10分は主人公の過去が主に取り扱われていました。最後に張本人がやっと見つかり、その女子と主人公はある件の話の紐を外していき、最後に思いっきり愛のある抱擁を2人はするという形で物語は終わり、主人公、彼に続いて他の登場人物たちもミュージカルのように色たっぷりの照明の下で歌い踊っていました。
最後の最後となった公演後の舞台挨拶が終えた瞬間、先程の不良が「あっ!あっちにイケメンいるぅ~」と言って皆がハケていったのもとても面白かったです。
最後に私なりの総合評価を述べていきます。
5つ星評価でいけば、そりゃあもう★5の評価です。
魅力的なキャラクター、某映画会社の映画のように家族でも楽しめるストーリーが特に文句なしと言えるところです。
コミカル(及びギャグ)とシリアス(及びロマンス)の個人としての時間的割合は4:1です。
正直、私はもっとロマンスの溢れていたものを想像していたので、それが名残惜しいところです。
以上で今回の評価及び感想への筆を置きます。
今後もこんな感じで鑑賞した作品を評価していきます。
