昨日から九州出張です。
中津→大分市内、今日から別府で最後に広島と少々バタバタ(笑)
市内でも同時に複数の案件を設計させて頂いていますが、今日は、別府の話を主に書きます。
昨年、福岡や岡山で7件、飲食店の設計させて頂いているクライアントさんが営む別府の店舗が4月に原因不明の火災により全焼してしまいました。
別府市民の宝といわれている店舗「ヒットパレードクラブ」というお店で、女性が一人でも安心してお酒を飲める場所を」をコンセプトに、50、60年代のアメリカンポップスを中心に、ビートルズ、ベンチャーズサウンド、日本のGSナンバーなど生演奏でお届けするライブハウスです。
クライアントさんの別の系列店(東京・広島・福岡)にも行ったことあるのですが、その世代でない自分でも楽しいお店です。
火災の報告を聞いた時は、とても残念な気持ちでいっぱいで自分に出来ることがあればと思っていた矢先に動きがありました。
火事から3日で仮設の店舗にて再開したのですが、水面下で色々と動いてまして、完全再開に向けて新たな箱で「再現」をしようと6月の初旬から準備していました。
今日と明日、現場で各協力業者の皆さまと打合せして、再開に向けて段取りしていく次第です。
それこそ、昨夜の遅い時間にパースも間に合いましたので、クラウドファンディングの件も含めて、ブログにて少しでも発信できればと願いご紹介させてもらいます。


画像をクリックするとヒットパレードクラブのクラウドファンディングにリンクしています。
出来立てホヤホヤのパースなので、まだ、細かい修正や変更がありますが、当時のファサードや内装のデザインを新しい箱に再現できるように設計しました。
元パチンコ店ですが、ヒットパレードのファンの方が一目で分かるように火災跡から移設可能のものは、職人さんにお願いしてパーツの一つ一つでも再利用しようと考えています。


本来、デザイナーという職業は、クライアントさんからの要望をカタチにする仕事で、そこにお互いの考えや思いをディスカッションして0から1を生む作業です。
でも、今回、想いの詰まった空間を再現するという1を1に近づける仕事で、いつもと違う感じの中、何度も当時の写真を見てました。
実際に現場が始まったら再現するメンバーの一員としてお店づくりに携われればと嬉しいなと思っています。
大分県で仕事するようになり早いもんで10年近くなります。
これも何かの運命みたいなものだと感じながら、沖縄のデザイナーが別府の大事な仕事に関われることに感謝して再現に向けて取り組んでいきます!