素人のカラオケが市民権を得てから何年…?
他人の歌う姿を見るとたまに思い出すエピソードがあります。
社会人2年目、夜遊びが好きな人が多い業界故に深夜の繁華街にいる時間が長かった。
六本木なんて場所も現在では考えられないコスト度返しの不思議な店が沢山ありました。
行きつけの一つは、男性モデル事務所が経営しているレストランバー、1階はダイニングで相当な料理を出していた。
マネージャーは男性モデルが兼任していて、地下は当時流行りのプールバーとカラオケ…
地下に降りられるゲストはマネージャーが了解した人間のみ…という租界でした。
場所柄で芸能界の方々も沢山拝見しました。
忘れられないのは、私と同級生の当時絶頂期を迎えていた女性アイドルの 「中○明○」さん…
地下でビリヤードをやってると、帽子を被った女の子がふらりと現れて、カクテルを何杯か飲んだ後に、自分でカラオケを入れて歌い出した…
多分、中島みゆきの歌だった記憶が…
歌声を聴いてすぐ誰だか分かったのですが、その歌声の上手い事何のって…
たとえ女性としての必要な料理 洗濯 掃除 が何一つ出来なくても、この歌声があれば全て許されるなあと思ったもんです。
あれ以来、あれ以上歌声には出逢っておりませんが、年末のディナーショーに行きたい…