私の場合で話をするのだけど、おとどしの9月から、
抗うつ薬を飲んでいる。

抗うつ薬は何代か、大きく分けて世代のようなものが
あって、私の飲んでいるのは、SSRIというわりと
新しい世代の薬で、特徴として、
「副作用が少ない」点に大きなメリットがある。
(ないわけではない。)

また、その他の特徴として、
・飲み始めてから数週間飲み続けないと効き目が
 現れない。

・症状が治まっても、しばらくの間は飲み続ける
 必要がある。



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私の場合飲み始めは、強烈な眠気に襲われることが
多くて苦労した。

そして、その後、休養を十分に取ったことが幸い
したのか、薬が効いたのかはよくわからないけれ
ども、なんとか、重い症状からは脱することが
できた。
(プラセボ効果の可能性もある。)

ただ、今でも、抑うつ症状に陥ることは
しばしばあり、薬は飲み続けている。
(回復に向けて暫減させてはいない。)

今の状況を捉えてみると、
症状が軽くなったとき、それが、ただ単に時間の
経過とともに回復したのか、薬の効果によるもの
なのかは正直よくわからない。

ただ飲むのをやめてしまったときは、症状が
重くなった。

これは、薬自体の依存性によって、内因性の
体調不調が生じ、そこからうつの症状がでて
いることも考えられるし、薬を飲まなくなった
ことで本来効果のあった薬効が薄れてしまい、
そのことにより、再発したとも考えられる。



そんな感じで効果云々の話は、飲んでいる
本人でさえよくわからないのだけど、
困るに困っていた頃、ある人が受診を勧めてくれて、
それで受診したら、そこで処方された薬が、
抗うつ薬(私の場合、SSRIの一つジェイゾロフト)
だったということで、この1年半ほどの間、
症状もいろいろと波を描きながらよくなったり、
悪くなったりして今に至っているという感じだ。



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SSRIに限った話で言うと、その弊害はいろんな
ところで、いろんなことが言われていて、
書かれている本もかなりたくさんあるけど、
発生している様々な副作用や、奇行と
薬との明確な因果関係が特定できていないため、
製造の認可は今のところ止められていない。


あと、そもそも、薬は医師の診断に基づいて、
処方されるのだけど、その診断自体が間違って
いてまったく見当違いの薬が処方されている
ということもある。


今回の研究でも治験に参加した全員が正しい
診断を受けていたかどうかは怪しい。


アメリカ精神医学会という組織では、
「うつ病」の判断基準として、
「精神障害の診断と統計の手引き」
(通称、DSM-IV-TR(※)と呼ばれる。)
というものを公表している。

以下は、その判断基準。

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うつ病エピソード(Major Depressive Episode)

A.以下の症状のうち5つ (またはそれ以上) が
 同じ2週間の間に存在し、病前の機能からの
 変化を起こしている。

 ・これらの症状のうち少なくとも 1つは、
  (1) 抑うつ気分または
  (2) 興味または喜びの喪失である。

  注:明らかに、一般身体疾患、または気分に
    一致しない妄想または幻覚による症状は
    含まない。

   
 ・その人自身の言明 (例:悲しみまたは、空虚感を感じる)
  か、他者の観察 (例:涙を流しているように見える)
  によって示される、ほとんど1日中、ほとんど
  毎日の抑うつ気分。

  注:小児や青年ではいらだたしい気分もありうる。

 
 ・ほとんど 1日中、ほとんど毎日の、すべて、
  またはほとんどすべての活動における興味、
  喜びの著しい減退 (その人の言明、または
  他者の観察によって示される)。


 ・食事療法をしていないのに、著しい体重減少、
  あるいは体重増加(例:1カ月で体重の5%以上
  の変化)、またはほとんど毎日の、食欲の減退
  または増加。

  注:小児の場合、期待される体重増加が
    見られないことも考慮せよ。


 ・ほとんど毎日の不眠または睡眠過多。


 ・ほとんど毎日の精神運動性の焦燥または制止
  (他者によって観察可能で、ただ単に落ち着き
   がないとか、のろくなったという主観的感覚
   ではないもの)。


 ・ほとんど毎日の易疲労性、または気力の減退。


 ・ほとんど毎日の無価値観、または過剰であるか
  不適切な罪責感 (妄想的であることもある。
  単に自分をとがめたり、病気になったことに
  対する罪の意識ではない)。


 ・思考力や集中力の減退、または決断困難が
  ほとんど毎日認められる (その人自信の言明に
  よる、または、他者によって観察される)。


 ・死についての反復思考 (死の恐怖だけではない)、
  特別な計画はないが反復的な自殺念慮、自殺企図、
  または自殺するためのはっきりとした計画。


B.症状は混合性エピソードの基準を満たさない。

C.症状は、臨床的に著しい苦痛、または、
  社会的、職業的、または他の重要な領域に
  おける機能の障害を引き起こしている。

D.症状は、物質 (例:乱用薬物、投薬) の
  直接的な生理学的作用、または一般身体疾患
  (例:甲状腺機能低下症)によるものではない。

E.症状は死別反応ではうまく説明されない。
  すなわち、愛する者を失った後、症状が
  2ヵ月を超えて続くか、または、著明な機能不全、
  無価値観への病的なとらわれ、自殺念慮、
  精神病性の症状、精神運動抑止があることで
  特徴づけられる。



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読んだときの私の印象は、なんだか簡単に
あてはまりそうな感じのするもので、
これだったら山のようにそこら中の病院で
患者があふれかえっているだろうと思って
いたら、実際街中のクリニックでは比較的
軽症の患者でどこもあふれかえっている。


その他診断基準にはICD-10というのもある。



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僕はまだまだ長い間、そして、ひょっとすると
死ぬまで、ファイザー(ジェイゾロフトの発売元)
のお世話になり続けないといけないかもしれない。


でも、「騙されていた」なんてふうに思いたく
ない気持ちもある。

冷静に事実を見つめることが何よりも大切なこと
なのだけれど。