所有しないこと
それは経済的には正しいのだと、思う
実際に、家や車を持つことが当たり前でなくなった
買ったらそれは資産ではなく、大部分が負債
若い人ほど所有欲が失われているらしい

でも、ひとつのものに愛着をもって長く使う、共にする、
ものにも命があってそれを大切にする、
という日本的な発想も間違ってないと思う

借りたものも大事に使うのかもしれないが、
みんなのものと自分のもの、
大切に扱いたくなるのは後者じゃないだろうか
僕は、後者だし、どちらかと言うと、
自分のものであってほしいと思う方だ

ものを子のように大切にすることのや、愛でる感覚は、
神道の八百万の神の考え方に由来するように思う

それが失われるのは、寂しいが、
いまの社会が求めている感覚とはややずれている気もするから
仕方がないように思える
価値観の多様化と共に、日本から失われつつある感覚で、
これからもその傾向は続くのだろう