こんにちは。


ANAの5100億円の赤字。


ここまでの赤字は本当に厳しい状況にあると推測します。
会見で片野坂さんは来年は黒字に転換させると仰っていました。
国際線はあと3、4年は低迷、国内線は来年春以降の回復傾向だそうです。


CAはノジマ電気や成城石井への出向があると報道されていました。
業界によっては人手不足な職場もあります。
ANAで培ったノウハウを是非他業種で発揮して頂きたいと思います。
ANAからCAが来て頂ければ、その職場も活性化すると思いますし、サービスのプロですから最高の接客を目の当たりにして学ぶことも多いはずです。


とは言え、CA志望としてANAに入社したわけですから出向が意にそぐわない方もいらっしゃることでしょう。
他業種へ転職するのも気が進まない方もいらっしゃるでしょう。
しばらくは耐えるしかないのかもしれません。
今は我慢の時です。


経済アナリストの森永卓郎さんが
「ANAは手広く国際線を増やし過ぎました。」
と仰ってました。
私もそれは思っていました。
ブログにも書いていましたが、エアラインはイベントリスクに左右されやすく、一旦世界規模の危機が起こると一気に下り坂になる…。
こう言った場合、国際線を展開していればしている程、リスクは高くなります。


最近の報道を見たJALの後輩からは


「ANAも変わっていくのを感じます…。(私たちは)昔を思い出して辛いですよね。泣けます。ANAが本当に厳しい状況かと思うと。振り返ると、仲間は勿論、JALを好きでいてくれたお客様に(我々は)救われたなと思います。踏ん張って欲しいですね。」


とメールが来ました。
JAL出身者でもANAの現状に心を痛めています。
我々は10年前に経験したことですが、今思い出しても辛い気持ちになります。
我々はANAがいたから再び立ち上がれたし、全エアラインを先導してくれたと思っています。
だから、今は大変な時期ですが、どうか強い気持ちを持って耐え忍んで欲しいと思っています。


頑張れANA!




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