おはようございます

毎日乾燥していますね。
肌、喉、唇、カッサカサ。
乾いている人は、例えそうでなくとも疲れて見えてしまいます。
人によっては「老けた
」なんて思われてしまいます。

心も身体もしっとりと潤いを与えて下さいね。
そう言いながら、太田が一番カサカサなんですけどね

まだメール機能が完全復活していません

太田にメールしたのに、しばらく返信がないな…何回も同じメールが来たぞ…など不可思議なことがありましたらお手数お掛けしますが、今一度ご連絡を頂けましたら幸いです。
何卒宜しくお願い致します。
昨年2月、雪の降りしきる新千歳空港でJAL便が滑走路上で緊急脱出をしました。
記憶に残っている方、いらっしゃると思います。
このインシデントの報告書がまとまりました。
その内容で驚いたのは、お客さまが脱出の際に荷物を持ってしまい通路を塞ぎ、脱出が遅れてしまったとのこと。
極寒の機外に出ると寒いので、それを危惧して上着を抱え込んだ方、ボストンバッグをストウェイジから出して持とうとした方。
報告書にはそれが遠因だと書かれてありました。
日本人は荷物が命

よく我々が口にすることです。
お手荷物を上の棚に入れることを頑なに拒否するのも日本人のお客さまの特徴です。
「緊急脱出の妨げとなります。」
「他のお客さまのご迷惑となります。」
やや強い口調ですが、安全に関しては絶対に譲れません。
ご納得して棚に入れて頂くためにあの手この手、手を変え品を変え人を替え、上手くアプローチします。
上の棚に入れるのも憚れる荷物ですから、嘸かし高級品か何かが大量に入っているのかと思いきや、そうでもなく、ご年配の方は取り出しにくいから嫌だ、目の届く範囲に荷物がないと不安だ、などの理由があります。
日本人のお客さまのお手荷物問題は永遠の課題です。
運航乗務員も機内で脱出の手伝いをしようとキャビンに入ったら、お客さまが総立ちになり荷物を出して抱えている状況が目に入り、これはダメだと思い機外へ出て、スライドで降りて来たお客さまのヘルプに回りました。
私もテキサスのダラスで緊急脱出の途中までを経験経験しましたが
「シートベルトを外して!」
「荷物を置いて!」
「ハイヒールを脱いで!」
を大声で何度も叫びましたが、ビジネスマンのおじさんはパニックで枕を抱きしめていたり、お土産の紙袋を2、3個持っていたりで、当時は
「我々の言っていることが気が動転していて耳に入っていないのかな
」

と思っていました。
とにかく、荷物よりも人命が大事。
人間が助からないことには、荷物もその人の元には戻りません。
必ず乗務員の指示に従って行動して下さいね。
L&Rアカデミー
太田真美子