こんにちは

ゴールデンウィークはいかがお過ごしですか

お天気に恵まれて行楽日和となりましたね。
私は毎年恒例ですがBBQをしたり、遠出はしていませんがのんびりと休日を楽しんでいます。
BBQではANAのお客さまどうしのトラブルの話題で盛り上がりました。
「あそこまでお客さまどうしで殴り合いになっちゃうとどう収拾するの?」
「CAさんにも危険が及ぶよね。」
私もお客さまどうしのトラブルに直面したことは数知れず。。。
中国のお客さまどうしで椅子のリクライニングをめぐって前後の座席で殴り合い

真ん中のお座席のお客さまがトイレに立とうとしてもその隣の席の通路側のお客さまが脚を横にズラさなかったで怒鳴り合い

フィリピンの日本人会の集まりで気にくわないことがあり、機内で遭遇して罵り合い

機内では、お客さまは何かしろ我慢しながらご搭乗されています。
そう、誰しもやりたいこと、食べたいもの、言いたいことを押し殺して互いに迷惑がかからないように過ごしているのです。
お客さまの暗黙の了解と言いますか、こちら側もそれをよく了承しています。
それにしても殴り合いとなると、お客さまどうしも興奮していてあの場を鎮めるには至難の技となります。
やはり警察のお世話になるしかありません。
あの動画をみても
「STOP
」

とCAさんが言ったところで殴り合いしているお二人の耳には入っていません。
やっぱり客室乗務員にも男性がいないとな〜と思ってしまいます。
我々に出来る安全対策の1つとして、お客さまがご塔乗する際に酔っ払っている状態の方の塔乗を拒否すること。
良からぬ事態に発展してしまう恐れのある乗客には離陸前に予めCAが接触し、状態を確認し判断を機長に仰ぐ。
それがお客さまどうしのトラブル回避にも繋がります。
最終的な判断は機長に委ねられます。
ゴールデンウィーク中、CAさん、GSさん、パイロットさん、グラハンさん、整備さん…皆さん必死に闘っているんだな〜と痛感致しております。
頭の下がる思いです。
ゴールデンウィークが終わりましたら羽を休めて下さいね

L&Rアカデミー
太田真美子
私がシドニーから成田に帰る便で、ぐでんぐでんに酔っ払っらったオーストラリア人男性がご搭乗になりました。
そのお客さまは最後の方に塔乗して来たので、既に機内で着席している女性のお客さまに順番にキスをし始めました。
酔っ払って気分が良かったのでしょう…

千鳥足で女性を見かけては接近していきました。
そうなると機内秩序が乱れます。
また明らかに機内迷惑行為でもあります。
機長に報告すると、断固拒否の答えが返ってきました。
トークでうまく誤魔化しながら機外へ導いてGSさんに引き渡しました。
大事件、大事故になる前に、不穏遺伝子を予め摘んでおくことは本当に大事なことです。