こんにちは




春爛漫、麗らかな季節がやって来ました




17卒の皆さん、ご入社おめでとうございます
街中にフレッシュマンが溢れていました。
いろんなものに満ちていて、希望があって素晴らしいな〜と思いながら眺めていました。
そんな時に水を差すわけではありませんが、こんなデータがあります。
新卒入社後の離職率は3年以内で3割、職種別に見てみるとサービス業は、何と5割を超えます
キャリアカウンセラー間での考えでは、20代の前半で生涯にわたる職業が見出せないままに就職活動をしなくてはならず、止むを得ず就職して働く選択をしているからではないかと言われています。
大量採用は企業としてはとても効率がいいし、コスト面もかからず、また足りない人材を一気に補填出来ます。
が、その反面、実際はその仕事に適性がない、向かない、または好きじゃないなどの理由で退職が相次ぎ後をたちません。



イギリスやドイツ、アメリカなどでは、足りない場所に足りない人員だけ、また応募する側もやりたい仕事のやりたい部署をピンポイントで志望します。
新卒採用のシムテムはないと言われています。




4月1日にはANAホールディングス、4月3日にはJALグループとスカイマークの入社式がありました。
ANAホールディングスには2,800人あまり、JALグループでは1,670人ほど、スカイマークは125人が入社しました。
スケールが違いますよね。
格納庫で飛行機を仰ぎながら社長の話を聞くのは震えが止まらないほどです。
そして、あの鉄の塊を飛ばすための安全意識を再確認し、責任感と使命感で背筋が伸びます。



そう固い決意のもと皆さん働き始めますが、訓練を終えて実質2年半くらいのCA生活で、同期は次々と退職していき、そろそろ3年経つかな〜ってところでハタと気がつくと、同期は半分になっています
ANAとJALとスカイマークの今回入社した4,500人ちょっとの人たちは半分くらいになってしまいます。




ANAもJALも働き方改革を始めました。
(電通の事件を受け)
企業側も社員が働きやすくするための策を講じなければ、有能な人材は外に流失し、会社はどんどん痩せていきます。
まあ、女性に限っては、出来るだけ長く働けるような制度づくりを早急に整えなくてはなりません。




それにしても、ANAホールディングスの入社式の人数とJALグループの入社式の人数とでは1,000人以上の差があります。
その差は、画像を見ても違いが歴然でした。
それも、その辺歩いている人を適当にまとめた1,000人ではなく、有能で優秀で選ばれし人たちです。




転職マーケットでも3年以内で退職した人たちの転職は難しいとされています。
出来るだけ長く働けることが理想です














L&Rアカデミー






太田真美子