こんにちは




今日はお花見をして来ました。
何しろJALにいた頃は、お花見なんぞ一切したことがなかった私。。。
あっちこっちとフライトで忙しく、お花見している時間があれば寝ていたい。。
外には行かずのんびりしていたい。。
「お花見しながらお酒飲んで楽しいのかしら。」
そんな風に感じていました。
不健康な20代でしたね、今思うと




しかし、いつだったか
アメリカのどこかの都市からの帰りでヘトヘトに疲れきって、自分のジャンプシートにズドンと座った時に、九十九里浜から内陸に入り、上空から千葉付近を見た時に丁度桜が満開で
「なんて美しいんだろう
と、仕事を忘れて見入ってしまいました。
殆ど日本にいない生活をしていて、ひっさしぶりに帰って来ると季節が変わってしまっていたりで、直に四季を感じることもなかったのですが、こうやって薄ピンク色の桜の木々が長々と続いていているのを見ると、圧倒的なスケールだし、国土の美しさをダイレクトに感じました。
下から見上げる美しさもありますが、飛行機から見える景色というものはまた格別です。
海岸線、川の畝り、水田の不規則なカタチ、紅葉の色…。
昔、先輩に言われました。
「今、太田さんが見ている景色は2回として見られない景色なのよ。そう考えると、景色もお客さまとの出逢いも一期一会。ワンフライト、ワンフライトを大切にしなきゃね。」




前回と同じ仕事をすることはありません。
目的地も時間も日付もお客さまも乗員も毎回違います。
よく
「仕事がつまらない。」
とご自身の仕事について思う方がいらっしゃるかもしれませんが、その点、乗務員の仕事はつまらないってことはないんじゃないかな。
常に変化のある仕事です。




ANAやJALという会社自体にに憧れる気持ちも分からないでもないのですが、CAの仕事を「職業」として正確に捉えて頂きたいなと思います。
特に、ANAやJALなどのフルキャリアは対お客さまへの姿勢を考えておくことは大事です。
お客さまの前でどうありたいか。
ES記入にもお客さま視点は忘れずにね。









L&Rアカデミー




太田真美子