こんにちは

昨日もまたとある人事関係の方とお話しをしていました。
最近では、企業もインターンシップなどで学生さんの文章力や対応力や仕事に対する意識を試しているようです。
企業によっては、履歴書の記述部分を増やしたり、敢えて難しいお題を出して学生さんのお題に対する読解力やその企業の目指すものに合致しているかを試していたりするようです。
企業については名を伏せたいと思いますが、履歴書なのに漢字の間違いが多かったり、自己PRなのに志望動機だけを綿々と書き連ねていたり、文体があべこべだったりで、そんな履歴書は読む気もしないと、その人事の方は仰っていました。
インターンシップに参加してもアクビをしていたり、座学では船を漕いでいたりで何のために来たのか尋ねたくなると話していました。
大概の方はそんなことはなく、一生懸命にメモをとったり、疑問があったら質問したりしていると思います。
これから学生さんは何枚もの履歴書を記述することになると思います。
文章力というものは今直ぐには身につきません。
今まで読んできた本から学んできた人もいますし、毎日日記を書いて気持ちを正直に表現する方法を知っている人もいます。
ただ、今から出来ることは「要約力」です。
例えば新聞のコラム欄、天声人語、何でもいいです。
読んでみて、毎回100字以内に要約する練習をする。
記事の何が一番重要か、ポイントが見えてきます。
いざ、自分が大事な履歴書を書くときにそのポイントがブレずに強調できるようになります。
それが難しければ、ボケーッとニュースを見るのではなく、アナウンサーが話したことに対して自分ならどう思うかをまとめてみるとかすると、何が一番自分が強く感じて伝えたいのかが表現出来てきます。
こと、客室乗務員は表現者でもあるわけですから、文章力って本当に大切な要素です。
お客さまにもお手紙書きますよ

L&Rアカデミー
太田真美子