こんにちは

これから二つANA対策のレッスンが入っています。
ここまで来たら、是が非でもANAのCAの座を獲得して頂きたいと思います

頑張るわよ~

またしてもマレーシア航空機。
何故

エアラインに勤めていると、社会情勢の波に呑まれてしまうこともなきにしもあらず。
911の時。
私は普通に仕事していました。
インドネシアのバリ島で武装勢力にバスごと拘束されました。
これから成田空港へ戻ろうと、現地のホテルから空港に行く途中のバスでの出来事でした。
急に我々の乗車していたクルーバスがある団体に停められ、スタンガンを所持し覆面した男達がバスの中まで入って来ました。
「カーテンを閉めろ!!!」
英語で命令され、それに我々は従い、すかさずバスのカーテンを閉めました。
現地のバスの運転手とチーフとキャプテンがこの男達と交渉し。。。
交渉すること3時間。。。
ようやく解放されました

その間、クルーバスの中は緊迫感でピリピリしていましたし、殺されるとまでは思いませんでしたが、この後どうなるのか不安でいっぱいでした。
どうやら、インドネシアのイスラム教徒の方々がアメリカと同盟国である日本人に対して、テロか何かの可能性があるかを調べに来たようでした。
こんな感じで紛争地帯の上空をフライトしたり、情勢不安定な諸国を仕事で訪れたりします。
私の先輩は、フィリピンのホテルでお風呂に入っていたらバスタブの上を弾丸が通過していったと話していました。
また、これは志願者だけですが、海外で急に紛争が始まったりすると、邦人保護のために政府からの要請がエアライン各社に来て、救助に向かう乗務員もいます。
笑顔で乗務してはいますが、反面保安要員としても活躍出来るよう骨の髄まで訓練されています。
ハイジャックされた時、また拘束された時には命を守るためどう行動するべきか。
こんな経験もしている太田です。
いつも面接についてなどワシワシ書いているので、今日は違った話題を一つ書いてみました。
その他、怖いと身の危険を感じたことは数知れず。。。
ご興味のある方は、以前のブログ「ステイ先のお話」をご覧下さい

18年もCAしてると、話題には事欠かないんですよ。。。
毎日が非日常です

明日、面接に行かれる方、ANAテックは近隣が住宅街ですから、無言で駅から歩いて行って下さいね。
誰が見ているか分かりませんよ

L&Rアカデミー
太田真美子