東京都練馬区栖鳳学園
この学校に奇妙な怪談話が存在する、この学校でしか存在しない怪談。
今は使われていない廃校舎の西棟の階段の何処かに13階段が存在し、その階に着いた際に"13”と言うとあの"ジェイソン”が現れ殺されるとか。
肝試しの一環で何人もの学生がコレに挑戦するも、怪異は起こらず結局誰かの作った嘘の噂話だったのだろう……と誰もが考えていた。
だが、コレを試した者にある兆候が見られる様になる。
13と言うモノが付く者に対して、異常なまでの執着心と憤怒、破壊衝動が置き、多く者が被害に遭った事例が多数。
加害者は一時的に精神不安定になり暴走するものその時の事を覚えておらず、警察の事情徴収では暴行を加えた被害者との関係はなく、個人的な私怨などによる
ものではないと判断された。
あえてあるとすれば、動機は"暴走”の一言……以降、廃校舎は教員と雇われた警備員の厳重な処置によって閉鎖へと向かい犠牲者は出ていない……かのように思われたが。
「つまり、既に気づいた時には警備員である貴方が教員に暴行を加えていた……と」
「はい、私も何が何だか……どうして彼に馬乗りになってたのかも、彼の血で拳が濡れていたのかも、何もかも分からないのです!」
「……ふん」
事情聴取している男は捜査一課に所属しており、名は立花準一。
基本的にはこういった事件の請負が最近後を絶たず特例科に回す案件となっている事が多い。
今回もそれに似た事例なのではないかっと思うも、もう一度説明を求める。
「もう一度聞きます。貴方はこの学校の警備員で一度も廃校舎の中に立ち入る事はしなかったんですね?」
「はい」
「その際に、噂の階段に行ったり、実際に登り噂通り数字の"13”と呟いた事は?」
「ありません」
「無意識化での暴走と言う事例もあります、気づいたら校舎の中だった……そんな事もなかったと?」
「ええ、間違いありません。私は本当にこの校舎には入ってない!噂が本当の今なら尚の事入りたいとは思いませんよ!」
切羽詰まった言葉でまくしたてる警備員は震えていた。
13階段の噂、そして暴行事件への発達……全て行動原理も行動理由も不明な点が多すぎる。
「呪いだ……ジェイソンの呪いなんだ、きっと」
「13階段……つまり、13階目の踊り場で"13”と言うと呪われると言うものですか?」
「ええ、学生の子は勿論、近所の人たちも有名だ」
そんな話に割って入るかの様に1人の教員も話に混ざってくる。
「その有名な呪いのせいで、学校の評判も悪くて……入学してくる人数も年々低くなっておりまして、なるべく此処には立ち入りさせない為に厳重に固めているのですが、
それでも未だに肝試しと称して深夜に来る子も多くて」
「だが今回は誰も入っていないのに実際に問題が起きてしまった……」
「やっぱり呪いが拡大しているんです!みんな!みんながジェイソンの噂話なんてするから!!」
「落ち着いて下さい!たかが噂です!」
「その噂で何人病院送りにされたと思ってるんだ!もうごめんだ!!俺はこんな仕事辞める!!」
「田中さん!!」
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