こんにちは、楠本将司です。
先程、電話で低周波美容&EMS運動器【エトワール】についてのお問い合わせがありました。
消耗品の寿命や値段、使用頻度、EMSの効果、注意事項、支払い方法など、多くの質問を受けました。
電話でエトワールについての質問を受ける際に、最も聞かれることは「EMSの効果」です。
とくに「EMS運動をすれば、内臓脂肪は燃えますか!?」という質問は、毎回言われます。
この質問に対する返答は、実にむずかしく、毎回困惑しています。
「もちろん、内臓脂肪の燃焼にも効果が期待できますよ!」と、お答えするようにしていますが、戸惑いがあります。
なぜなら、この手の質問には、「EMSには脂肪を燃やす特殊な作用があるのではないか」という期待が込められているように感じるからです。
EMS運動には「内臓脂肪を燃やす特殊な作用」というのはありません。
EMS運動が内臓脂肪を燃やす理由は、単純明快でかつ一般的なもの。
運動するからです。
ジョギングやウォーキング、腕立て伏せや腹筋運動などの筋トレと何の違いもありません。
「EMSで内臓脂肪も燃やせますか」という質問は、「ウォーキングや腹筋運動で内臓脂肪を燃やせますか」と聞いているようなもんなんです。
ご存じのとおり、筋肉の負荷のかかる運動(短時間しか動けない運動)ならば、筋肉を大きくしたり鍛えたりする効果があります。
これを「レジスタンス・トレーニング(無酸素運動)」といいます。
反対に、筋肉への負荷が軽い運動(長時間動かせる運動)は、脂肪燃焼効果があり、長時間行えば、体脂肪燃焼につながります。
そして、燃焼される脂肪組織は内蔵脂肪・皮下脂肪を問いません。
これは「エアロビック・トレーニング(有酸素運動)」といいますね。
EMS運動は機器の出力設定や時間設定によって、負荷や運動時間を自在に決めることができます。
負荷設定を少し辛く感じるくらい強めに設定し、30分以上行うようにすれば、筋肉を鍛え、同時に体脂肪の燃焼を促すことも可能です。
このようにEMS運動は、他の運動法と違って、自分の意思に関わらず、決められた運動強度と時間を簡単にやり遂げるという特別な差異はあるものの、やっていることは運動に過ぎません。
運動だけですから運動効果を得ることができますが、運動効果しか得ることはできません。
EMSは運動法の1つであって、特殊な痩身法ではありませんので、過度な期待は持たないようにしましょう。