彼女の中にある自信と、
口から出る言葉の矛盾。
何に遠慮をし、
歌うことを閉じ込めてきたのだろう。
そんなことを考えていた。
彼女の声は、闇に光を与える声だ。
だけど、その闇に、今は彼女が飲まれてしまいそうで、
届けることを忘れかけている。
だからわたしは、
彼女が一番外に出したいことは何かと問い、
そのテーマにそった曲を提案した。
歌えるの、どんな曲でも。
でも、だからこそ、選曲がとても大切。
それを間違えると、表現したい自分は、とたんに隠れてしまう。
闇は楽だ。
何も見なくていいから。
だけどもう、そこから抜け出し、
彼女の声が本来持つ希望の光を、
外へと届ける時がきた。
やるしかないんよ。
ステージは、どんなしょぼい歌でも、
目の前にいるお客さんに届けてくれる。
これってどういうことかというと、
歌い手が、どんな気持ちであろうと、
それがお客さんの心に届くということ。
共鳴するのだ。
だったらもう、
本来の自分の声で、
自分の魅力で歌いきるしかない。
この人は、歌える人なの。
もう、遠慮しなくていい。
思い切ってやってくれ。
網タイツくらい履けばいいよ!!!
なんならそれをちょっと破ってステージに立てばいいよ!!!
誰よりも目立っていいんだよ。
粕谷麻美のステージは5番目。
彼女の光の声、聴きに来てください!
≫ 11/28 歌で自分を表現するプログラム ~lovin' me sing!!! vol.3~ 詳細