今日はアリーナとドーム円盤フラゲ日なんだけど、その前に、昨日の風磨くんラジオがとても良かったので、文字で残しておきたいと思って。


「泣いちゃってオレ、初めて泣いたんだけど。これなんで泣いたかっていう話なんだけど。

マリウスが卒業します、寂しいね、えーんっていうのもないって言ったらもちろん嘘になるし、ただ、僕らも2年かけて、マリウスと一緒にセクシーゾーンっていうものに向き合って、マリウスが卒業っていうところ、じゃあどういうふうにしていったら、100%じゃなくても、少しでも多くの人に納得してもらえるかなとか、どうやって向き合っていくのがいいのかねって、それは、ファンの皆さんとね・・・5人でセクシーゾーンに向き合うっていうのが2年あったから、次第に覚悟みたいなものが決まっていって、自分たちの中での、言い方悪いかもしれないけど、落としどころみたいなのも見つけてだして、じゃあここだねっていうところも、もうほんとに、ちゃんと組み立てながら、2年歩んでやってきたから、けっこう、飄々としてたというか、実際。その日を迎えるにあたって。発表もそうだし、実際に5人でステージに立ったカウントダウンもそうだったし。けっこうフラットだったんだけど。じゃあなぜ私が泣いたのかという話なんだけど。

動画を作ってもらってたのね、その動画が、どういう内容だったのかというと。オレらが初めて冠番組をやったチームが最後撮ってくれてたんだけど。そのチームが持ってる昔の、僕達の映像なんだよね。それをcongratulationsっていう僕らの曲に乗せて振り返っていくんだけど。最後のDメロのあたりで、それが、今まで関わってきてくれたコンサートスタッフが、テレビ局の方もいらっしゃったけど、手を振るんですよ、僕らに。ぎこちない感じで。カメラむけられて、結婚式の余興で流れるくらいの、ぱりっとした質感の映像で。それを見た時に、気づかされたんですよ。これは、マリウスの卒業だと思ってこの2年準備してセクシーゾーンというものに向き合ってきたけど、セクシーゾーン5人のセクシーゾーンというものからの、それぞれひとりひとりの計5人の卒業なんだということに気づいたんですよ。そう思ったら、今まで考えてきたものと見え方が全部変わっちゃって。これ気づかないうちに、ある種セクシーゾーン・・・まあ続いていくんだけど・・ある種セクシーゾーン、いったん終わってたなっていう。それは、今まではずっと前に前にって進んでいってたから、前しか見えてなかったなっていう、後ろ振り返った時に、こんだけのことがあって、こんだけの人達がいて、それはもちろん、スタッフのみなさんだけじゃなく、ファンのみなさんありきだから、ファンのみんなもそうなんだけど、その人達が、今までの僕たちを知る人達にとっての、一番のベストのセクシーゾーンっていうのが、ここで、お開きになるんだと思ったら・・・なんか、すげー無性に、儚い気持ちになって。」

 

「これ見せたいんだよね、そっち側を。

どんな顔してスタッフひとりひとりが僕らにむけて手を振ってたのかっていう、あの、絶妙な表情っていうか。

ドームやれてよかったね、ここまで大きくなれてよかったねって言う笑顔と、でも、どっかで寂しいよねっていうその、さみしげな、おぼろげな表情と。」

 

「表舞台に立つ5人のセクシーゾーンっていうのはいったんお開きなんだけど。5人の想いを乗せたセクシーゾーンはこれからも続いていくわけで。さっき言った、今までの一番好きだったセクシーゾーンっていう形じゃ、もしかしたら今まで応援してきてくれている人達の中では、ないかもしれないけど、それを、更新できるような、セクシーゾーン今が一番いいよねって言ってもらえるような活動をしていくことが、僕らができる最大限かつ、これから走っていく中での、大きなひとつの誠意の見せどころだと思うので・・・それは見せていきたいなと強く思った次第でございます。セクシーゾーンこれからも応援してください。マリウス頑張ってね。」



自分のこと、自分たちのことを俯瞰で見て、それが進行中に言葉にして客観的に、物語にするから、切なくなったり儚い気持ちになったりする、そういう人のことを、

私は好きだと思うんだよなあって、菊池風磨さんのこと好きになったことが、自分で腑に落ちた。笑。


ちょうど20代の終わりごろで、ある、若い時代の終わりみたいな、青春の一時代の終わりみたいな、

そういうところも、重なるよなあ、たぶん。

彼らの青春はこれからも続いてくけど。

誰がなんて言っても君が好きだよ。so young