タイトル
: 私のちいさなピアニスト(호로비츠를 위하여<ホロビッツのために)
ジャンル
: 映画(製作:サイダスピクチャーズ、ショーボックス)
上映開始
: 2006.05.25
監督
: クォン・ヒョンジン(권형진)
この監督の他の作品: 『ウェディングドレス』
ヨンウ氏の役柄
ピザ屋の店長 シム・グァンホ(심광호)
共演者
オム・ジョンファ(엄정화 )、シン・ウィジェ(신의재)


ホロビッツのように偉大なピアニストになりたかったが才能及ばず、片田舎のピアノ教室で子供たちを教えているキム・ジス。
ピアノ教室に引っ越してきた日、メトロノームを盗んで逃げた怪しい子供キョンミンと出会う。
そんなある日、偶然キョンミンが絶対音感を持った天才少年だと気づき、目の色が変わったジス。
キョンミンを有名なコンクールで入賞させ、有能な指導者としての成功を夢見て一生懸命指導に励む。そしてついに訪れたコンクール当日!誰にも負けないキョンミンの実力を信じて意気揚々なジス。
ところが、舞台に立ったキョンミンは、どうしたことかピクリとも動かず、夢破れたジスはキョンミンを冷たく突き放す…。
I削除シーンI:
なんとなんと、これまたヨンウニムの大事な愛の告白シーンがカットされたみたいです。
「みたいです」というのはですね、えっと、ハギが持っているのは韓国版DVD2枚組なのですが、どちらも本編のみ収録されていて、「削除シーン」が特典映像としてまとめられている~なんて親切さが微塵もないのですよ(^^;
ただ、ボーナスディスクの方はほんの5分ほど長い。で、よく見比べると、チャプターの数がひとつだけ多い!
劇場公開版はチャプターが24に対してボーナスディスクは25。
日本版をお持ちの方はどちらが収録されているのかわからないのですが、収録時間から推察するに短い方かと。
と、思ったのでここに、削除シーンと思われるチャプターを持ってきてみました!!!I
III
キョンミンを留学させて寂しさに泣き崩れるジスのことを、扉の外からそっと見守るグァンホ。ここまでは公開版にもありました。
その日の夜? でしょうか。気を落としたジスが倒れてしまいます。呼んでも応答しないので、不安に駆られて部屋に押し入るグァンホ。
口を利くことも出来ないジスのベッドの横には薬のケースが!!!
慌てて救急車を呼びジスを病院に連れていくグァンホ。泣き叫んでいます。「なんでこんなことを! 行っちゃった人のことなんて忘れちゃえ。ホロビッツも忘れちゃえ。どうして死んだ人のことなんていつまでも想ってるんですか。僕がそばにいるじゃないですか!愛してる。愛してます!」
と、ここで救急隊員「風邪薬だけど」
大きく頷いて泣きじゃくるグァンホ「か、かぜぐすり・・・・・・?」 ここでフェードアウト。
場面変わっておよそ20年後。(何年後って解説ありましたっけ? 成長したキョンミンの舞台挨拶で言ったような気も)
公開版ではグァンホ夫妻が車に乗っている車中へといきなり場面が飛びますが、まずはジスが多くの子供たちに囲まれて相変わらずピアノの先生を続けているという様子から。子供たちが大騒ぎしてるのを叱ったりなだめたりしているところへグァンホから電話が掛かってきます。
「どうしたの? こんな時間に」とジス。
車に乗ってからも、「何の演奏会なの?」と訊いているところをみると、どうやらジスには内証でコンサートに連れていこうとしている様子。
車の中のシーンも、少しだけ前置きが長いですね(^^)