『ビューティフルサンデー』の時のMovie Week | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

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パク・ヨンウ氏にぞっこんの
ハギのブログです。
出演作品を通して、
彼の魅力を徹底分析しましょ♪       

『静かな世界』関連のまとめ(?)が一段落したので、

お次は『ビューティフルサンデー』へと駒を進めましょう^o^


ヒョジュさんが放出してくださったお宝データはまだまだあります!

まずは Movie Week から。。。


右下矢印右下矢印右下矢印 ドキドキステキな表紙ドキドキ 左下矢印左下矢印左下矢印


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COVER STORY

足取りが早い。2006年1年間だけで 『甘く、殺伐とした恋人』『私のちいさなピアニスト』『静かな世界』と、休む暇なくスクリーンを賑わせたパク・ヨンウが、春の訪れを前に神経衰弱直前の男となって帰ってきた。

天罰を免れないほどの罪を洗い流すため麻薬組織と結託し、さらにまた別の罪の深みにはまっていく男。

『ビューティフルサンデー』のカン刑事になりきるため、パク・ヨンウは8kg体重を減らし、クレーンの先に吊るされ、ぞっとするような毒気を自分の中に取り込んだ。

「すっきりと排泄するように、熱い溶鉱炉の中に飛び込んで出てきたい」と語っていた彼が、ついに自分を溶かすほどの場所をみつけたということだろうか。

「最近では手に入れることもできない」10年物の革ジャンを引っかけ、きさくな様子でスタジオにやってくる彼の姿に、笑いよりも強烈な好奇心が掻き立てられたのはそのせいだった。

『血の涙』『甘殺』を経て、一斉に浴びせられたスポットライトの洗礼。遅かった分だけ大げさなほどまぶしい照明のまっただ中で、彼はいったいどんな夢を見たのか。

”パク・ヨンウの再発見”という面はゆい修飾語を背にして大股に歩き始めた彼を、しばし呼び止めた。



=多様に、

■大衆に親切な映画ではないのに、どうして出演を決めたのか?

『甘殺』封切り前にシナリオを読んだ。

暗くて重い内容でためらったが、当時の僕はひたすら明るくてコミカルな役柄ばかり演じていたので、暗いけれどエネルギーをしっかりと発散できる役に対する渇望があったようだ。


■カン刑事という人物を、どのように捉えて演じたか?

見方によってはゴミのような人間。あまりにどうしようもないので同情心が生まれたと言えばいいだろうか。

命尽きる直前に藁をもつかむ心情であがいている男だ。

実際、どんな役であっても、役者にとって一番大切なのは、その役に対する憐憫だと思う。

この作品も、そういうふうにスタートした。


■体重を8kgも落としたと聞いたが

体重は、ソル・ギョング先輩や他の役者に比べれば自慢するようなものじゃない。

キャラクターが鋭敏で傷だらけのスタイルなので、自分自身を痛めつけながら筋トレを行った。

いつもやるように、少し動いては休んで水を飲んで・・・というのでなく、完全に疲労困憊するまで。

最初は本当に口から泡を吹いた(笑)。


■釜山のカムチョン港での撮影ではクレーンに直接吊るされたと聞いたが

撮影の日が近づいても、監督がずっと場所が決まらないっておっしゃって。

そうこうしているうちに、ヨンウ、やっと決まったぞ、見てみろって言われて見たら、70mのビルのてっぺんにクレーンが設置されていた(笑)。

ビルの高さとクレーンの高さを合わせると100mを超えたのに、安全装置としてはマットレス1枚敷いただけ。

一晩中吊るされた状態で撮影した。

まだ死ぬには早いって、信じていたといえばいいかな(笑)。


■作品を決める基準が何か気になる

シナリオがすっと入ってきて、キャラクターが素直に頭の中で連想できれば僕にとって最高の作品だ。

でも、率直に言ってそんな作品はほんとうに珍しい。待てば出てくるものでもない。

現実的にはひとつでも良いところがあればいいと思っている。

演技の面で見せられるものがあるとか、作品が面白くて大衆に喜んでもらえそうだとか、そういうところ。

僕の目標は、息の長い役者であること。すぐに一等賞を夢見るよりもできる限り多様な姿をお見せしたい。

もちろん、心の中ではすぐにトップに立ちたいし、人気が永遠不滅であればいいと願うけれど、現実がそうはいかないことは誰よりもよくわかっているので、そういう気持ちは自ら抑制しようとしている。

上手くいかないこともあるけど(笑)。最大限努力したい。



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■パク・ヨンウといえば『甘殺』と『血の涙』の相反するイメージが同時に頭に浮かぶ。人間パク・ヨンウはどちらに近い?

僕は自分があまりに平凡なのが嫌で演技を始めた。始めた頃は柔和な役ばかり回ってきたが、そんな役をやっていた頃が一番辛かった。

自分のそういう雰囲気が嫌いで演技を始めたのに、やたらとそんな役ばかりなものだから(笑)

『甘殺』のファン・デウは、実はかなり線の太いキャラクターだ。

一般的には役柄そのものが目を吊り上げたりしなければ線が細いと思われがちだが、僕は、しっかりと自分のテーマがあって目的があれば線の太い役だと思う。

そういう役を演じるときが得意になるし楽しい。でもプライベートでは、できるだけ何もしたくない。



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■演技に対して多くを注ぎすぎてそうなる?

性格がもともと怠け者だから。ラッキーですよ。ひとつでも好きなことがあって。


■どうしてそんなに演技が好き?

言ったとおり、僕は自分の平凡さがとても嫌いだった。夢もなかったし、希望もなかった。

問題児でもなく、かといって優等生でもなく。

自分が生きていること、ちょっと違う自分の存在に気づかせてくれたのが演技だった。

でも最近、少しずつ怖さを感じるようにもなってきた。

だんだんと、これって誰しもができることじゃないなって思えて。


■昨年は嬉しくもある反面、非常に忙しく過ぎたと思うがどう評価するか?

僕は、断片的な結果で自分を評価しない。前も今も、僕は僕のまま変わらない。

なのに周囲の人たちが勝手に僕のことを持ち上げたり下したされると胸が痛む。

『甘殺』は全く期待もしていなかった作品なのに興行成績が良かったから、みなが関心を持ってくれたようだ。

まあ、いろいろ言われる。

作品の数が多すぎやしないか、どうして立て続けにスリラーにしたのか。

でも、僕はただ自分の中心を守り、僕の考える方向に進んでいきたい。

もちろん、その過程で判断を誤ることもあるし失敗もするだろう。

それを乗り越えて、良くない結果が出ればまた起き上がり、良い結果が出ても怠けず。

いずれにせよ、役者として最大限純粋でありたい。


■役者として、自分はどのくらいのレベルに立っていると思うか?

ははは、まだまだ。まだまだだ。長い目で見れば、うまく熟して匠と呼ばれたい。
もちろん僕だって、本当にスターになりたいし人気を集めたい。

そういう面では数年前よりずいぶん良くなったと言えるけど、演技の面ではまだまだ。


■『スタントマン』がボツになったとき、チキン店を開こうと真剣に考えたというが事実か?

チキンがとっても好きだから。ああ、毎日食べた(笑)。

年も年だし、他の分野には自信がないし。

それでも演技をやってきたからサービス業なら上手くできる気がした(笑)。

だけど、チキン店のおばさんに聞いたら、鶏を見ただけで吐きそうだって言われたよ。


■今は? 生涯演技を続けていけそうか?

年老いても自分のプライドを捨てずに、尊敬されながら演じたい。

それが簡単じゃないことはわかってる。役者は極と極を行ったり来たりする存在のようだ。

名声と関心を手に入れようと思ったら、同じくらい悲惨な目にも遭う。僕にも相当悲惨な時が訪れると思う。

だけど、そんな渦中でも演技を投げ出さずにいられればいい。僕は、そうせずに済めばいいと思う。

だめならチキン店(笑)。最後の砦だよ(笑)。



(↓↓↓ ここからは COVER STORY ではなく別の記事だと思います^^)


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のめり込み、すべてを注ぐから爽快


俳優パク・ヨンウが、渋い演技を魅せる。

映画『ビューティフル サンデー』(29日公開)で、妻の入院費を稼ぐため麻薬組織と結託した刑事の役で、しだいに奈落の底に落ちてゆくキャラクターを熱演した。これまでに見せた作品の中で、最も強烈だ。

”クライマックスに向かってゆくインパクトが非常に強い作品” と、熱を込めて語るほど、彼は映画のどんでん返しが始まるラストシーン、警察署での場面にすべてをかけた。

ナングン・ミンとの間で繰り広げられる神経戦は、今にも切れそうなほど張りつめている。

頭の先まで悪に染まった場面では、意図しない、演技以上のものが飛び出した。


「自分でも気づかないうちに、あまりにのめり込みすぎて顔が歪んでいた。カメラがそれをそのまま映したんだ。あの時は、いったいどれだけのエネルギーを発散したのか、撮影が終わると同時に力が抜けて大変だった」


撮影が終わったので爽快だった。「俺も楽になりたい」っていうセリフが、素直に心に入ってくるくらいのめり込んでいたせいだ。憔悴しきった刑事役のために8kgも減量した彼は、撮影前の食事すら抜いていた。


「これで身体はちょっと楽になるけど、根源的な罪を扱ったストーリーなので、依然として胸が痛いし悲しくもある。『ビューティフルサンデー』は多様な素材を扱う。愛と執着、罪意識とジレンマ、アイデンティティーの問題もあって、気に入っている」


『甘く、殺伐とした恋人(2006)』で、小心な男、『オルガミ(1997)』ではマザコン息子・・・

パク・ヨンウに刑事役がこれほど似合うとは、観客は見抜いていただろうか。

事件にまい進する刑事を演じて見せた映画 『静かな世界(2006)』を踏み台にして、本作ではためらいもせず麻薬組織と取引をするほど骨太な役を演じきった。

チン・ガンギョ監督は「最高の俳優と一緒に仕事ができて幸せだった」と語った。


「真摯な役をやりたいと思っていた。やっとチャンスが巡ってきたんだ。これまで、こんな役のオファーは来なかったから。だからって、重みのある役ばかりやろうというつもりはない。今まで演じてきたような軽快なキャラクターもやりたい」


そんな話を聞いてあらためて見直すと、笑った顔は依然として『甘殺』の時のまま。

彼は、次回作『今、愛する人と暮らしていますか?』で、スワッピングに溺れる既婚者として、新しい顔を見せてくれる予定だ。

それでも欲が出るのはテレビドラマ。それも毎日放送されるデイリードラマだ。


「両親が、僕が毎日のドラマの主人公になってほしいと願っています。そうすれば、毎日僕の顔を見ることができるからって。早くいい人に出会って親孝行もしなくちゃね、ははは」


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演技には波があります。上向きのときがあれば、下り坂の時もある。ずっとそんな調子ですよ。『甘殺』の後、変わったかっていう質問ですが、実際似たようなもんです。人気が上がったことも、実際ないですから(笑)。 プライベートな時間が少なくはなりましたが、演技する時間が増えたんだからありがたいことです。


(訳文文責:ハギ)



合格 毎日お顔が観られるデイリードラマ、ぜひやってほしいですよねぇ~

   人気が上がったこともない、だなんて。。。 もう少しスターの自覚をお持ちくださいまし~