『血の涙』ストーリー <その2> | パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)  

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パク・ヨンウ氏にぞっこんの
ハギのブログです。
出演作品を通して、
彼の魅力を徹底分析しましょ♪       

トゥホの回想シーンです。

海辺で遊ぶソヨンの姿を描いていたのですが、目を上げるとソヨンの姿が消えていました。

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慌てて海に入り、おぼれたソヨンを助け出したトゥホ。


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場面は変わり、トゥホについて陳述する島民の家が映されます。

「トゥホの奴は、カン客主一家のためなら命でも投げ出すような人間です。処刑の前後は姿を見なかったように思いますが、その後はめっきり無口になり、客主の家を守っているのです」

この島民の家には気のふれた父親がいます。

「客主様がいらっしゃった!みなに天罰が下るぞ!血の雨が降ったぞ!」と叫ぶ父。

「島民たちは、恨みを抱いて亡くなった客主が取りついているのだといいます・・・」

沈鬱な表情で息子が告げました。


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トッキが告発者の一人であれば、必ずや犯人はトッキを殺しに来る、そう考えたウォンギュはトッキを林の中の牢に入れ、周囲に潜伏して犯人の出現を待ちます。トッキの身の安全を確保し、あわよくば犯人も捕まえようという一石二鳥作戦です。が、失敗しました。

犯人はまんまと、トッキを窒息死させてしまいます。


「カン客主の妻が、まさにこのように韓紙によって窒息死させられたのです」と恐れる医者。


責任を追及されますが策のないウォンギュは、イ・チソン老人の取り調べと、当時処刑判決を下した討捕使が誰かを調べて話を聞きたいと申し出ます。

非常に高い身分の二人。調べた結果潔白となれば、ウォンギュも無事では済みません。


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そうして夜が明け、第4日目となりました。

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製紙所はカン客主の怨念が籠っているから中に入りたくないと、工員たちが仕事をボイコットしているので

チョ・ダルリョンがリンチを加えています。

止めに入ったウォンギュに「私が命じたことです。製紙所の基幹を正すためです。続けなさい」と命じるイングォン。


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙059 「これほど聡明な方が、どうして都に上らず島に籠っていらっしゃるのですか?」と腹立たしげに訊くウォンギュ。

「騒々しい世の中に出て行って振り回されるより、島を守っている方がましです」と答えるイングォン。

「それなら島民に対して、もっと礼を持って対するべきではありませんか?!」と怒るウォンギュ。


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙060 「それもお父様の教えですか? お父様の出された問題の、お父様の望まれた答えが、私にわからないとお思いですか? 地主は米一粒たりとも取り上げてはならぬとおっしゃったことでしょう」

言葉に詰まりながら頷くウォンギュ。

「その通りです。凶作の年には、地主は民に慈愛を施さなくては」


パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙061 「私はそうは考えません。万が一、そんな慈愛を施せば、翌年は蔵まで開けろといってくる。強者に対してどこまでも卑屈で、強者が隙を見せれば骨髄まで吸い上げようとするのが彼らです。自分の立場で物事すべてを判断しないでください。紙の献上が遅れて一番損害を被るのは私の父です」

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「仕事をしたくないと製紙所に入るのを拒否した者たちが製紙所に貼ろうとしていたお札です。鬼神が怖くて巫女にすがろうとするような無知な輩に礼をもって対することなどできません」

「犯人をつかまえれば島民も安心するはずです」とふてくされるウォンギュに

「5人全員が殺されるまで待てとおっしゃるのですか? 製紙所のことは私に任せて、あなたは犯人逮捕に邁進してください」と釘をさすイングォン。

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ウォンギュは巫女マンシンを訪ねていきました。

「鬼神のしわざだなんて。では、どうして7年も経った今になって復讐するというのだ?島民を惑わすのはやめろ」とマンシンを厳しく戒めます。

「心虚労というのを知っているか?特定の何かを恐れる病だ。無知な者たちはそれをよく「霊に取りつかれた」というが、実は心の病で、霊などまやかしにすぎない」


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そんなウォンギュに、マンシンは事件解決の糸口を提供します。

「軍官さま。もう一人、怨恨の原因となった者がいるはずです。一滴の雨も降らなかったある夜、崖の方から雷の音を聞きました。その夜から、鬼神の哭き声が止みません」

イ・ソンシクという船員がいなくなった日と、マンシンが雷の音を聞いたという夜が合致します。

もしやそれは雷でなく銃声で、イ・ソンシクが殺されたのではないかと推理したウォンギュは捜索に乗り出し、崖下の洞窟でソヨンの遺体を発見しました。


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ソヨンの遺体は、10日も経っているのに腐りもせず、美しいままです。

しっかりと抱きしめた包みからは男物の着物とノリゲ、粉薬の入った印籠が出てきました。

「確かにこの服はイ・ソンシクのものです。では、ソンシクは女だったということでしょうか?」と驚く船夫長。

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「この粉薬はマビサンだな」と差使。人の意識を失わせる効果があり、手術の際の麻酔薬としても使用されました。

「しっかりと封がされているところをみると、自分が服用するのではなく、誰かに飲ませるつもりだったようですね」と推理するウォンギュ。


次に差使は、ノリゲと薬を包んでいた布に目をやります。「これは何だろう?」

「織金図ですね。夫を遠方に送る妻が、思いを込めて贈るものです」

「恋文ということか?」

「由来はそうですが、、、当事者だけの決まりに沿って読まなければ意味は通じません」



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「この女性は、カン客主の娘ソヨンだ。このノリゲは間違いなく、トゥホが肖像画に描いていたものと同じだ」と断定するウォンギュ。

「でも、あの時ソヨンの遺体は私が確認したのですが・・・」と口ごもる医者。

「他にもたくさん死んだ者がいただろう」とウォンギュに言われて

「そう言われるとそうかもしれません。あの年は疫病が流行って多くの人が亡くなりましたから」


これでウォンギュは確信しました。

「他の女性の死体を煮えた鍋に入れたのでしょう。そしてこの3年間、ソヨンはその命の恩人に会うためにこっそりと島を訪れていたのです。それが告発者たちの知るところとなり、殺されたのでしょう。犯人は、ソヨンが殺されたことに対する復讐をしているに違いありません!」


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ソヨンを打った銃は、いつのまにか盗まれていました。

恐れおののいて島から逃げ出そうとするチョ・ダルリョンですが、ウォンギュ一行は誰ひとり島から出ることを許しません。


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鞭打たれ、問い詰められてもしらを切りとおすチョ・ダルリョン。

「確かにカン客主を告発したのは私ですが、その娘を殺したりしていません」

「では、もう一人の告発者は誰だ?」とウォンギュが聞いたとき、ダルリョンの背中から槍が彼の胸を貫通し、ダルリョンの身体を石塔に向かって思いきり引っ張りました。

こうして4人目の告発者ダルリョンは、カン客主の老婆と同じように、石で頭を割られて絶命しました。


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犯人が馬で逃走するのを軍官たちが追いますが、逃がしてしまいます。


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追撃の途中で落馬し意識を失ったウォンギュは、マンシン堂で目を覚ましました。

気付けにマンシンが用意した水は、沸騰させた湯冷ましにも関わらず生臭さが消えていません。井戸水の生臭い匂いは日に日にひどくなるようです。


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カン客主一家と同じ方法で殺人が行われていることに注目したウォンギュ。5人目の告発者は必ず車裂きにされるはずです。車裂きには牛か馬の力が必要とされるので、犯人に利用させないため、村中の牛と馬を集めました。

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カン客主は人柄もよく、島民みなから尊敬され慕われていたのに、討捕使はほとんど調べもせずに一家を惨殺しました。「きっと何か裏があるに違いありません」と叫ぶウォンギュ。


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夜が明けて第5日目を迎えましたが、犯人は現れませんでした。

疲れ果てたウォンギュですが、焼失した船に残った残骸から放火のトリックを見破りました。

「犯人は船積みされる貨物の中に、先に仕掛けを作っておいたんだ!」

「船を燃やせば、ホバンをこの島に呼び寄せることができます。ソヨンが危険を承知で男装してまで島に来ていたのも、犯人が島から出られないからです」少しずつ真実に近づいてゆくウォンギュ。

そう説明するウォンギュに、差使は「今朝、ソヨンの遺体が盗まれた」と告げました。

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病中を理由に断るイングォンに構わず、ウォンギュはチソン老人に面会を求めます。


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「この島でこれだけ製紙業が盛んになったのは、朝廷の役人チョン・チェス大監の後ろ盾があったからだ。彼のおかげで清国との交易権もたやすく手に入れることができた。しかし、先王が崩御され、チョン大監は西学教徒のレッテルを貼られて殺された。政権を握った老論派はチョン大監の交友関係まで調べ上げたのだ。そのせいでわしだけでなく、この島全体の存続までが危ぶまれる状態になった」と、老人は話し始めました。

「犠牲(いけにえ)が必要だったということですか?!」ウォンギュが厳しく問いただします。

「わしは島のために告発を黙認しただけじゃ」

「それで島の平和が取り戻せましたか?私利私欲に目のくらんだ奴らと、平和について論じることなどできますまい!」

「両班のわしが、卑しい庶民たちがどんな人間かなど、知るはずもないだろう」

「卑しい商人ごときが大きな富を築き、島民に尊敬されるのが我慢ならなかったということですか?!」

「カン客主が無罪だと?身分の秩序を乱すことは大きな罪だ。お上の禄をはむ軍官ともあろうものが、そんなことも分らんでどうする!」

「もう一人の告発者は、いったい誰なのですか?」と最後にウォンギュがもう一度聞きますが、老人はそれ以上何も話しませんでした。



パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙086 官衙に出した使いが戻ってきました。

「長官は何と?」「はい、島民全員を尋問してでも放火事件と殺人事件の犯人を捕まえろと」

そこにウォンギュが戻ってきました。「当時の資料は残っていたか?」

「すべてなくなっていました」と謝る使いの男。

「ホバンが告発者の一人だったのだ、残っているわけがないだろう」と頷く差使。


「都の義禁部まで行けば告発者が誰かわかると思いますが」と使いの男は言いかけますが 5人目の告発者は今日殺されるだろうと思っているウォンギュは、「時間がない」と制止し、「討捕使については調べたのか?」と質問を変えます。

「5年前にお亡くなりになっていました。逆徒を処刑した功により都総官に任命され、都の紫宸殿にお住いのイ・ジサン様だそうです」


!!!

ウォンギュが尊敬して止まない父親イ・ジサンが、客主一家を惨殺せよと命じた討捕使だったなんて!!!

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当時の状況を思い描くウォンギュ。

パク・ヨンウ☆だぁ~い好き(*^^*)-血の涙091 常に目標としてきた父親が私利私欲のために無実の一家を惨殺したなんて・・・

あまりの衝撃にふらふらと島内をさまよい歩くウォンギュ。

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島民たちはカン客主の霊魂をなだめるため、怪しげなまじないを行い始めました。。。



<その3>へつづく