特典ディスク 最後の映像は、=映画の中では言えなかった話=
主演の3人が、公開された本編映像をみながらウダウダと言いたいことを語っておられるものです^^
収録は2005年6月4日。
全編通して鑑賞されたようなのですが、残念ながら特典ディスクに収録されているのはほんの一部。
本編ディスク側に監督と美術監督、監督と音楽監督の2パターンのコメンタリーが収められているので、
片方はこちらでもよかったんじゃあ・・・なんてスネたくなってしまいます^^;
それはさておき、
ス:チャ・スンウォン氏
ヨ:われらがヨンウニム
チ:チソン氏
で、お読みください~
まずは、【ウォンギュの負傷】から。けがと寒さとの闘い編、です。
ス) 島に到着した初日、まずここでウォンギュが怪我します。これを監督は、製紙所自体がウォンギュの来訪を阻止しようとしているんだとおっしゃってたね。
ス) これの前の、駆け馬の場面でひびの入ったあばらが折れたんだ。
つづいては、【ソヨンを助けるトゥホ】 零下18度の寒さ
チ) 正確には、1月6日に撮影したんです。本当に寒い日でした。
ヨ) よく見ると鼻が赤くなってるのがわかります。
チ) 目も充血してるよ。
チ) 実際、海の中にいたほうが暖かかったのに、何回も出たり入ったりで。
水を含んだ衣装のユン・セア氏はすごく重かったし、裸足で砂浜を歩くのは痛いし・・・
この冬で一番寒い時期でした。
ス) 監督がわざとあの日を選んで撮影したって噂もあるよ。
ヨ) (苦笑)
【イングォンとウォンギュの対決】 孤独な追加撮影
ス) このシーンからウォンギュとイングォンが本格的に対立し始めるよね。
ヨ) 僕は個人的に気に入らなくて、先輩のいらっしゃらないところで追加撮影しました。
このシーン、実はひとりぼっちで後から撮ったものです。
ス) 心はいたよ。
ヨ) わはは。
ス) ああ、本当に憎らしい言い方だ。
ヨ) 実際の僕はとってもいい性格でしょ。
ス) いや、実際に俺のことを考えて出たセリフだろう。
【馬での追跡】 代役と負傷
チ) 現代映画でいえば車での追撃シーンみたいですよね。
ヨ) そう、カーレーシングのシーン。音楽もお面も印象的だ。
ス) この撮影であばらを2本折ったよ。
ス) 本来あの仮面の男はヨンウさんなんだけどね。
ヨ) 乗りたいって言ったんだけど、監督に止められました。
チ) 乗馬、上手いのにね。
ヨ) 落馬したときは大丈夫でしたか?
ス) 僕じゃないよ(代役だよ)。
チ) 正直すぎませんか(笑)
【最後の密告者】 チソンの受難
ヨ) ワックスを塗ったみたいに光ってるよね。
ヨ) このとき、実際にチソンさんの太ももに銃を振り下ろして、、、申し訳なかった。
チ) 両手を縛られてさえいなかったら反撃したのに。
ス) 「おまえだって殺人鬼にすぎない」って言ってるんだよな。
そしてあの、イングォンがトゥホの口に突っ込んだのが俺の靴下だって聞いたよ。
ヨ) わはは、靴下じゃなかったけど、埃だらけで。チソンさん大変だったと思います。
【恋人】 カットされないための必死の演技
ヨ) カットされてなくなるといけないシーンだから、必死にキスしてた記憶があります。
チ) 丸一日このシーンばかり撮影してましたよね。
ス) 唇だけじゃなくて顔全体を食ってるよ。
ヨ) あはは、だからユン・セアさんが1Take終わるたびに髭のせいで大変で。苦労されてましたよ。
ヨ) 練習のときは上手くいったのに、実際に撮影が始まると髪がうまくほどけなくて。12回ぐらい撮り直しました。
ス) ああ、とっても美人だよ、セアさんは。
ヨ) 夜通しの撮影でとても大変でした。
ス) ここから、俺のもっとも好きなシーンだ。セリフが、、、なんだっけ?
ヨ) 「私の死に場所は、私の墓は、まぎれもなくおまえだ、ソヨン」
照明もとても哀愁を帯びていてうまいでしょう。
ヨ) 放っておくわけにはいかないって、こうなるんですよね。
【証拠隠滅】 ウォンギュの悲しい後姿
ス) このシーンの意味がわからない、という人が多いけど、最後に残った証拠の品を海に捨てることによって、ウォンギュ自身も自己防衛を選ぶ、そういう場面なんだ。他人に対してはとても理性的で厳しいのに、自分自信に対してはそうはなれないウォンギュの狡さ、というか。
ヨ) 自分自身を正当化するんですよね。やるだけのことはやったって。
ス) ああ、だから何かにすがらないと生きていけない人間になってしまったのさ。
ヨ) つかまって立っているあの柱がとても細くて、ウォンギュが非常に寂しげに見えますよね。
で、 幕~