タイトル
: ビューティフル サンデー(뷰티풀 선데이)
ジャンル
: 映画(製作:KDMEDIA)
上映開始
: 2007.03.29
監督
チン・グァンギョ(진광교)
この監督の他の作品: 映画は本作がデビュー作で、2作目はまだのようです。
ドラマ『おばあちゃんは1年生』他
ヨンウ氏の役柄
植物人間となった妻の治療費を工面するためヤクザに麻薬を横流しするカン刑事
共演者
ナムグン・ミン(남궁민)、ミン・ジヘ(민지혜)
左:韓国版ジャケット ヨンウニムとナムグン・ミン氏が同列で主演です。
右:日本語版ジャケット ナムグン・ミン氏とミン・ジヘ氏、お二人だけの映画のように見えます。。。
あらすじ
:
強力班(凶悪犯罪課)所属のベテラン、カン刑事(パク・ヨンウ)。
大規模な麻薬組職の取引き現場を摘発し、麻薬密売業者チョ・サンテを検挙するが、
押収した麻薬を対立組職イ・ギチョルに売買し闇金を受取る。
数年前、不慮の事故で植物人間となった妻の治療費の為に、已むを得ず闇取引きを続けているのだ。
この事実を知ったチョ・サンテは、カン刑事とイ・ギチョルへの復讐を決心する。
出所するやいなやイ・ギチョルの部下を殺しイ・ギチョルに濡れ衣を着せ、
寝たきりの妻を餌に、カン刑事をゆすり始める。
命がけで愛してきた妻が危険にさらされ、非理問題のため内部からも追及されるカン刑事は、
次第に抜け出す事ができない窮地に追い込まれて行く。
と、いうヤクザ・アクションものと並行して、
法律家を目指すミヌと、彼が想いを寄せる女性スヨンのラブ・ストーリーが進行する。
スヨンに恋人がいることを知ってショックを受けたミヌは、成り行きから彼女をレイプしてしまう・・・
オムニバス風に進むふたつの物語は、いつしか絡み合い、やがて驚愕の結末へ・・・?!
ハギのコメント
:
と、ヨンウニムを中心に書くと上のようなあらすじになるのですが、、、
日本語レンタル版DVDのジャケットに書かれた説明と、収録されている日本版プロモーション映像には
ナムグン・ミン氏演じるミヌと、ミン・ジヘ氏演じるスヨンのストーリーしか出てきませんToT
なのでヨンウニムはわき役?かと勘違いしてしまいますが、主役です!主役!!
ハギの評価
:
2007年韓国映画不作の年にワースト5に数えられたという、興行成績では最悪の本作。
ですが日本のサイトで検索すると、みな一様にかなり高い評価をくださってます。
ハギ個人の評価点も、かなり高い方に入ります。
ストーリー構成もじっくり練られていて見応え充分。実力派の役者陣にも満足です。
「罪」と「許し」がテーマの作品ですが、
「愛しすぎて強姦する=欲情する」という男性の生理がハギには理解できない。
そこが唯一ひっかかり点です。
映像の怖さ、でいうと、『MUSA』『血の涙』を抜いてダントツかも、と思ったりもしますので、
これからご覧になる方はご用心・・・
裏話
:
白くて美しい自慢の肌を日焼けサロンで小麦色に焼き、1か月半で8kgもの減量をして変身したヨンウニム^^
引き締まった身体にくっきりと浮かび上がった王子腹筋が、当時とっても話題になりました。
昨年ピープル・インサイドに出演されたときは、標準より10kgほど体重を増やした、とおっしゃっていたので
ビューティフル撮影時との体重差は約20kg?!
ワハハ、見比べると全然別人のようですぅ( ´艸`)
左: いろはかるたにも使った写真ですが、『ビューティフル』撮影中、ヨンウニムとジヘ氏が川で戯れるシーン
撮影後の映像から取ったものです^^
写真だと体重差があまり感じられない、かな。動く映像でみると明らかですヨン♪
チン監督は、ヨンウニムについて、このように語っておられます。
「最近出演した何本かの作品のせいで、パク・ヨンウはソフトで軟弱と思われがちだが、本来の彼が持つイメージはとても強靭です。『武人時代』の彼を見て、本作にキャスティングしました」
⇒『武人時代』を見て、キム・デスン監督は『血の涙』に彼を起用し、
やはり同じ『武人時代』を見て、チン監督は『ビューティフルサンデー』の主演に抜擢した。
ヨンウニムのターニングポイントは、『血の涙』より『甘殺』より、『武人時代』と言った方が正しいのかも???
ハギのつぶやき
:
特典ディスクのメイキング映像で、こんなことを語っていらっしゃいます。
「 「寂しさ」や「孤独感」といったものに関心が強い方です。自分の中に持っていて感じられる、精神的な孤独感。
それを感じられる作品であり、内容であったので、惹かれました。
初めてこの作品のシナリオを見たとき、そういうものを強く感じましたね。
自分がそれを、うまく表現できるかという心配もありましたが、ぜひ挑戦したいと思いました」
監督はヨンウニムをこんなふうに評価しています。
「パク・ヨンウ氏は、徹頭徹尾、準備をしてから撮影に臨むスタイルの役者です。
演技歴も長いし、後輩やスタッフに対する配慮だとか、監督として学ばせてもらいました」
「美化して言えば、愛のために生まれてきた男。愛を至上のものとして、愛に飢えていた男、と言いたいです。こうなった以上、こうするしかない男、今となっては。それすら失くしてしまったら生きていく意味もない。
だから最後は死んでしまいますよね。藁をもつかもうとするほど、あまりにか弱い人物です。
か弱さゆえに人は魅力的なんだと、僕は考えています。
決して強くない。「重い」(テーマだ)という言葉がよく使われましたが、「軽い」のが人生ではないか、
「軽い」のが人間ではないか、それを体現したのがカン刑事じゃないか、そんなことを頻繁に考え、計算して演じました」
くわえていたタバコをギチョルの口にねじ込んで立ち去ってゆかれます。
ハギはタバコ大嫌い(`ε´)な人ですが、この1本なら吸ってみてもよいかも~ なんて *^^*
『蝶々夫人』にスマホ通話シーンが頻繁に登場するせいで、
他の作品においても通話シーンが微妙に気になるこの頃です^^;
同じポーズの中に、ヨンウニムの歴史を感じます・・・(うふふ)
「股間がすごく痛くて、このままお婿に行けなくなったらどうしようかと思った」
というクレーン吊り下げシーンのメイキング映像も入っています^^;
その他、ホワイトデーに映画宣伝のため行われたキャンディー贈呈イベント(ヨンウニム発案企画)では
多くのファンと交流されて満足げな笑顔のお姿が。
実はその映像には、エスパーファンHYOJUさんとのカフェデートシーンも含まれているのですよぉ~^^
特典映像にはもちろん字幕はなしだけど、ストーリーはレンタル版で確認して、
コレクションは韓国正規版購入、が絶対おススメの作品です!
視聴方法
:
一般レンタル店に在庫されています^^v
ただ、日本語レンタル版は、本編+日本語プロモーション映像のみ、です。
韓国語正規版は2枚組になっていて、Disc1には本編とコメンタリー音声(監督と3人の主演者)、
Disc2にはメイキング映像の他、削除シーン、予告編、そして、
広報のために行われたヨンウニム発案のホワイトデー企画"明洞でキャンディーを配ろう"イベントの映像まで収録されている!という豪華さ!!
おまけにヨンウニムかナムグン・ミン氏のサインイ入り!
ハギが持っているのは残念ながら(ミン氏ファンの方ごめんなさい)ナムグン・ミン氏サインバージョンですが、運が良ければヨンウニムのサインバージョンが手に入ります^^
↓↓↓こちらはOSTのMV(本編を鑑賞した後にご覧になることをお勧めします)
http://movie.daum.net/moviedetail/moviedetailVideoView.do?movieId=42020&videoId=11058
歌詞の解説は⇒こちら
↓↓↓『テレビ演芸』で『ビューティフル』が紹介された日の映像
(過去に共演したチェ・ガンヒ氏、オム・ジョンファ氏がヨンウ二ムについてコメントしていたり、
1分半の映像ですが、なかなかに面白い!です)