世の中、いろいろなところでアナウンスが流れておりますが、あれはやっぱり声が美しくないといけませんね。駅構内のアナウンス、デパートでのアナウンス、それに不要品回収のアナウンス。どれもこれも、だみ声じゃ困ってしまいます。いや、だみ声がいけないと言ってるわけじゃなく、だみ声でも天使のだみ声と言われているアーティストもいらっしゃいますからね。これはこれでいい。

しかしながら、このようなアナウンスは声が命だと思うですが。だって、聞いていて心地いいじゃないですか。なんか夢心地になるような。ちょっとおおげさかもしれませんね。それで、こういうアナウンスをする人たちは、特別な練習などをしているのでしょうかね。いわゆる、ボイストレーニングというものを。

私自身、以前からこのボイトレなるものは耳にした事はございますが、実際にどのようなトレーニングをするのかは知りませんでした。確かにボイストレーニングは声の訓練という事なんですが、そこには様々な目的がありますね。歌うことを目的にしている人、声優を目指されている人、ビジネスに活かそうという人、普段から発声に興味がある人。
トレーニングは同じでも、このように目的は千差万別。私など素人か考えることは、ボイトレは上手に歌を歌うためにするものと、つい思ってしまいがちなんですね。でも実際は少し違う。歌うことではなく、声の出し方を学ぶトレーニングが多いようなのです。だからこそ、いろいろと応用ができる。

ボイストレーニングでもっとも大切なものは呼吸法だということなんですね。そう、あらゆる場面で重宝される、あの腹式呼吸と言うものでございます。これができていないと、ボイトレ自体が意味のないものになりかねません。まあ、この腹式呼吸は身につけていれば、何でも応用が利きますから、けっしてソンはないということなんですね。偉そうに言いましたが、私は別にボイトレのトレーナーではありませんが。

生意気ついでにもう一つ。こうしたボイトレを進める中で、一番大切なことは自分の声を良く聴くということだそうですね。そして、それを繰り返し聴くこと。小型のテープレコーダーに自分の声を吹き込んだりして、自分の実際の声を理解することが必要だと思うのです。まあ、これは極端な話ですが、携帯電話のボイスメモ機能ってあるじゃないですか。あれでもいいじゃないですか。言ってしまえば、音を知るということはボイトレにおいて非常に大切なことだったのですね。


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