君なんか大嫌いって
言えない好きを嘘で誤魔化して
慌てて電話で聞き返す君
そんなことするからほら
無駄な期待に、夜が更けてく
私のことを天邪鬼だと笑って
いたずらっこみたいな無邪気な笑顔で
見つめ合えばそれでしあわせ
私のことを猫みたいだねと言って
猫みたいなキスをした君と
見つめ合えば二人でテレ笑い
君といればずっとしあわせ
君なんか大嫌いって
言えない好きを嘘で誤魔化して
慌てて電話で聞き返す君
そんなことするからほら
無駄な期待に、夜が更けてく
私のことを天邪鬼だと笑って
いたずらっこみたいな無邪気な笑顔で
見つめ合えばそれでしあわせ
私のことを猫みたいだねと言って
猫みたいなキスをした君と
見つめ合えば二人でテレ笑い
君といればずっとしあわせ
これは5月病じゃなくて恋患いかもしれないな
想っちゃった方が負けなら
勝者はどっちで敗者どっちだろう
一緒にいてただそれだけで楽しくて嬉しかった
頑張ってお互いで線引きしてたラインを越えたら
たぶんもう普通の友達には戻れないよ
君は私をお姫様だっこして、優しくキスをした
君はとってもステキな王子様
でも貴方のお姫様はあたしじゃないし
私は私の王子様にもう出会っちゃったみたいだ
不毛だよ
でももう引き返せないの
もう友達には戻れないの
最後の一言が言えないね。
素直になれないね
こんなにも君を...
今ならまだ 間に合うよ
引き返さないで、早く気付いて
おねがい
メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。
メキシコ人の漁師が小さな網に魚をとってきた。その魚はなんとも活きがいい。
それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」と尋ねた。
すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。
旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、
漁師は、自分と自分の家族が食べるにはこれで十分だと言った。
「それじゃあ、あまった時間でいったい何をするの」と旅行者が聞くと、漁師は、
「日が高くなるまでゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら子どもと遊んで、女房とシエスタして。
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって…ああ、これでもう一日終わりだね」
すると旅行者はまじめな顔で漁師に向かってこう言った。
「ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。
いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、漁をするべきだ。
それであまった魚は売る。お金が貯まったら大きな漁船を買う。
そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。その儲けで漁船を2隻、3隻と増やしていくんだ。
やがて大漁船団ができるまでね。そうしたら仲介人に魚を売るのはやめだ。
自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。
その頃にはきみはこのちっぽけな村を出てメキシコシティに引っ越し、
ロサンゼルス、ニューヨークへと進出していくだろう。
きみはマンハッタンのオフィスビルから企業の指揮をとるんだ」
漁師は尋ねた。
「そうなるまでにどれくらいかかるのかね」
「二〇年、いやおそらく二五年でそこまでいくね」
「それからどうなるの」
「それから? そのときは本当にすごいことになるよ」と旅行者はにんまりと笑い、
「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」
「それで?」
「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、
日が高くなるまでゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子どもと遊んだり、奥さんと昼寝して過ごして、
夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、歌をうたって過ごすんだ。
どうだい。すばらしいだろう」