私の名前は壹城 綾香 藤紫高校2年生天才Flute(フルート)奏者――
スミマセン嘘です 6ヶ月前まで”フルートなんか吹くか!”なんて言っていた私がなぜ天才フルート奏者なんて言ったのかというと、ヤマハ楽器のコンクールでソリ(音楽業界関係者の中ではソロの事)で先生や友達の親他にもいろんな人達に誉められて舞い上がっていたところでした。
でも天才と言うのは本当だ、自分で言うのもなんだが、学校ではトップの成績を誇る。そんな私にも強敵がいる。同じ吹奏楽部の長谷川 冬哉 パートはSax(サックス) ”あいつ”は中学2年の時に吹奏楽の道を捨てて、なぜか野球部に入った。でもそれは、1年も続かなかった。顧問が急に学校から居なくなってしまったからだ。理由はだれも知らない。噂だと「教育委員会に訴えられた。」だとか「入院したまま。」だとか色々とある。話の方向が変わったから戻ろう。
”あいつ”は3年では何も入らずに、世に言う帰宅部になり、高校に入るとまた吹奏楽部に戻ってきた。彼の顔には運動部だったのだろうと思えるニキビが少し残っている。
強敵と言うのは、もちろん冬哉の事だが、何の事に対してかの強敵かと言うと、私の父が遣っている探偵事務所で探偵の見習いをしているのだ。
見習いを始めたのは、1年の時だった……
