『時速100マイル以上のサーブ禁止』令で大騒ぎに | マレー・ファン@ラブテニスワールド

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英国テニス・ナンバーワン選手のアンディ・マレーを応援しながら、
ロンドンでの暮らしを綴るブログです♪
マレーがついに2012年ロンドン五輪で金&銀メダリストとなりました。
一緒に応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!

前回のブログで<ソニーエリクソン・オープン決勝の結果のみ
お伝えしましたが、時間切れとなってしまったので追記♪

マイアミのマレー


マレーは試合を振り返って、こう反省しています。

「今回は自分の武器でもあるリターンを上手く決めることが
 できなかった。このことが二人の差をつけたと思う。

(ジョコヴィッチの)サービスゲームに足を踏み入れることが
 できなかったのも、あまりにも多くのリターンをミスして
 しまったからだ。

 もし彼のサービスゲームで長いラリーを続けることができたら、
 2セット目はきっと違う結果が生まれていたと思う」

ジョコヴィッチも、決勝は自分のサーブが決め手となったと
話しています。

「アンディがチャンスを感じたら、彼は必ずそれをものにする。
 でも僕にとってはラッキーなことに、ここぞというところで
 いいサーブを決めて、彼から逃れることができたんだ。

 多分ファーストサーブは70%以上を決めたと思うけど、
 そのおかげでフリーポイントを得たり、いいセカンドショットを
 決めることができたので、これが重要な要素となった」

それにしてもQF以降のジョコヴィッチの戦略は、
本当に大成功でしたね。

ジョコヴィッチが使った戦略は、どの試合のあとのインタビューを
聞いてもスコアと同じくコピペできます(笑

試合序盤は猛烈に攻め込み、相手が試合のリズムを取り戻す前に
奇襲攻撃をかける。相手がリズムに乗りかけてきたら、今度は
自分のサービスゲームを守ることに集中する。

普通だったらひとつの戦略があっても、相手によっては
修正しなければならないはずですが、フェレール、モナコ、
マレーと、まったくタイプの違う選手相手に、同じ戦略を
成功させたのは凄すぎ(汗

ジョコちゃんの言うとおり、「ここぞのときの強力サーブ」が
決められるかが大きな鍵ですよね。

===

さて今日の本題に戻って…

強力サーブといえば、4月1日にATPが発表した新しいルール、

『時速100マイル以上のサーブは罰則の対象になる』

という
ニュースが世界中で話題騒然になりました。

飛んできた球が早すぎてラインズマンや観客が避けられず、
怪我する人々が続出している、というのが理由らしいのですが…

ATPはこの発表にあわせてテニス関係者や選手たちの反応を
集めたビデオを公開しましたが、またたく間にツイッター、
フェイスブック、掲示板などで取り上げられ、

世界中で大騒ぎに!

も・ち・ろ・ん…

これは エイプリルフールのジョーク(笑

ATPも、今回のエイプリルフールは大成功したと語りました。

その成功の強力な片棒を担いだのは、なんとアンディ・マレー。

ビデオの中でマレーも偽のインタビューを受けています。

「リターンが僕の武器の一つでもあるから、イスナー、
 カルロビッチ、クエリー、ケビン・アンダーソンのような
 大きなサーブが武器の選手たちよりも、僕の方が恩恵を受ける
 ことになる。だからこの決定はとても嬉しいよ。
 テニスがもっとエキサイティングになるための改善は必要
 だったし、これがどう影響を与えるのか楽しみにしているよ」


ルール変更でサーブが時速100マイルに限定される

↑ちなみに最後の「エイプリルフール」の部分は、今日になって
付け加えられたのですが、昨日もだまされてる人がいました(笑

よく見直すとジョークだと分かるような発言(ラインズマン
「スピードが遅くなればラインコール判定が
しやすくなる」など)が
ごろごろですが、それでも信じた人々の多さにはびっくり。

または演技のまずさで
ネタばれの危険もありでしたね。

特にティプサレヴィッチはいつものサングラスをかけて
出演したほうがよかったかも。

目が笑ってるし ( ̄▽+ ̄*)

でもマレーの迫真の演技(?)はさすがに疑う人がいなかったよう。

悔し紛れに「マレーがあんなに演技が上手いのは、普段から
ふてくされた顔をしてるからだ」なんて言う人もいましたが…

でもマレーがエイプリルフールで人々をだましたのは
これが最初ではありません。

去年のエイプリルフールでも、マレーがツイッターで発表した
ロイ・ハッチンスが新コーチ』のつぶやきが大騒ぎに。

これを鵜呑みにして『速報!』として報道したテレビ局、
マレーの決断をここぞとばかり非難したメディア各紙などが続出。

その後、これらのメディアは謝罪したり大幅に記事の内容を
書き換えなければならないなど、大混乱に陥りました(笑

マレーのこういったブラックジョークがお得意なところも、
イワン・レンドルと気が合う部分なんでしょうね。

===

と、時間ぎれ。今日はこれから中華街で飲茶~っ!

外食続きなのでほんとやばい上に、飲茶ってどうも制限なく
胃に入ってしまうので、ますますやばい (><;)

でも楽しみ~♪