~帰り道-美咲SIDE-~




「んでさあ、智樹にキスされちゃいそうになっちゃって♪」



智樹っていうのは、こいつの友達。

人懐っこくて、両性から好かれてるヤツ。


いくら同性だからって・・・って、ちょっと嫉妬しちゃうあたし。


『ふぅーん・・・。』


って、そっけなく返したあたしは、川瀬美咲(かわせ みさき)

中学2年生、バスケ部に入ってて彼氏もいて、青春真っ只中★



「あ、もしかして嫉妬した?笑」


からかってくるコイツ。あたしの彼氏、木戸雅紀(きど まさき)

中学2年生の野球部。

まあまあカッコいい方で、ちょっとモテたりする。


『別に嫉妬なんかしてないもん!!』


図星つかれて、ちょっとムキになる・・・。

今は、放課後の帰り道。


久しぶりに、2人とも部活がないから一緒に下校♪


「ムキになるなって♪ 俺が好きなのは、お前だけだから~」


『ば・・・ばかじゃないの?!///』

雅紀って、たまにこういうこと言ってきたりする。

はあ・・・、あたし今、絶対!顔真っ赤だよ~


「顔まっかだし♪笑」


『うるさいなぁ! あたしだって、雅紀しか好きじゃないもん・・。』


「うん、知ってる 笑」


どんどん心拍数が高くなってる・・・///


『自意・・・ン・・。』


自意識過剰だ!ってからかってやろうと思って雅紀の方を見上げたら


雅紀の顔が、すっごい近くにきて・・・。


あたし達がしてるのは・・・、まあ、いわゆるキス。


「あ、もっと顔まっかになった 笑」


『雅紀のせいじゃん!』


こんなやりとりをしてる、あたしたち。


なんだかんだでラブラブなわけで・・。笑


「じゃあな~」


『うん、ばいばい!』


一緒に帰るときは、雅紀が、あたしの家の前まで送ってくれるんだ♪


『ただいま!』


上機嫌で家のドアを開ける。


よし、ご飯たべて、宿題して、お風呂はいって寝よ!



その日は、ぐっすり眠れた。

                                              続く