『Shake It Off』ができたきっかけ

———最近、SNSでファンのコメントをたくさん読んでいるの。
そして、根も葉もない噂を流されて、悩んでいるのは私だけじゃないんだと気づいたわ。
住む環境は違うかもしれないし、噂の媒体も違うかもしれない。例えば、彼女達の場合、学校や職場での悪い噂かもしれない。私の場合はスーパーのレジに並べられてる週刊誌だけどね(笑)
だけど、同じ気持ちになるわよね。そして、幸せな生活を送るための、対処の仕方も同じであるべき。
自分の力ではどうにもならないことは、受け流すしかないの。
他人に間違った印象を持たれていたら、弁解したいと思うのは、人間なら自然な感情。「分かってないわね!それは真実じゃないのよ!」ってね。
でも、そういう感情は無くさないといけないのよね。

アルバムをリリースする時緊張したかと聞かれて

———このアルバムをリリースする時、緊張はしなかったわ。
でも、もしかしたら、レーベルはそうじゃなかったのかも。
私はクリエイティブな面で変わりたいと思っていたの。
周りにはいつでも、期待していて欲しい。
だけど、私が方向性を変えることによって、誰かが傷つくところは見たくない。
私は何事に対しても、必ず上手くいくという確信は持たないようにしているの。
次のプロジェクトが成功するという、確信を持ってしまったら、本気で制作に取り組めなくなってしまうと思うわ。
私は敢えて、ほどよい自信のなさを保つようにしてるの。


フェミニズムについて


———フェミニズムが日常会話の中でこれほどまでに頻繁に出てくるようになったのは、ここ一年のことだわ。
私は子どもの頃、フェミニズムがなんなのか、ちゃんと教えてもらったことはなかったわ。それは残念なことよ。
その頃、私の周りではあまり話題に上がらなかったの。
だから、エマ・ワトソンのような人達にはとても感心するわ。
今の時代、フェミニズムに対して明確な定義があることが、私は嬉しい。

ニューヨークでの新生活について

———ニューヨークが大好き。ニューヨークに引っ越して来たときの気持ちを『Welcome To New York』という曲にしたくらいよ。無限の可能性が感じられる街だわ。ユニークでいることが歓迎されるしね。
ファンのおかげで、この曲の売れ行きは順調なの。これはまだ発表してないんだけど、売り上げはすべて、ニューヨークの公立校に寄付されるのよ。



友達に求めるもの

———情熱を持って生きている人が好き。レナ・ダナムはそのカテゴリに入るわね。同じライターだという点でも、気が合うわ。すぐ夢中になってしまうところも、似ているの。レナに初めて会った時、「ハーイ!ベイビー!」と駆け寄って来て、久しぶりに再会した親友のように迎えてくれたわ。彼女のそういうところが素晴らしいわよね。
私の友達はみんなそれぞれ、夢に向かって頑張ってるの。そんな彼女達に、私は力をもらっているわ。友情ってそうあるべきよね。より良い人間になろうと頑張れるの。
私は最高の友人達に囲まれて幸せだわ。


難病を患うファンの男の子に会いにいったことについて


———またに彼に会いたいわね。たった数ヶ月前のできごとなのに、彼のことが恋しいわ。「来てくれるとは思わなかった!」って言ってたわ。もう、彼のことが大好き。


今日が猫の日だということについて


———私は猫を二匹飼ってるの。名前はメレディスとオリビア。お気に入りのTV番組から名前を取ったの。メレディスは始めはフレンドリーな子猫だったけど、インターネットセレブになってから、少し変わったわね。いつもゴロゴロしてて、まるでどうでもいいみたいに、私に冷たいまなざしを向けるの。2013年度の一番人気のセレブキャットだと本人も分かってるのね。
もう一匹はどんくさくて、よろよろと歩いて壁にぶつかったり、喉を鳴らしながら膝の上で眠ってしまう子なの。メレディスとは正反対な性格だわ。
二匹ともスコティッシュフォールドよ。


『1989』のデラックス・バージョンについて


———お気に入りの新曲が三曲収録してあるの。みんなに聴いてもらえて嬉しいわ。あと、私が携帯電話で録音した、デモテープも収録されてるの。それは何かというと、例えば、私がピアノで、まだメロディしか完成していない歌詞を歌っているところを録音したものだったり。こういった物も、みんなに聞いてもらいたいと思ったの。ソングライティングについて、たくさんの質問を受けるから。完成した曲と聞き比べて楽しんで欲しいわ。ビフォーとアフターよ。
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