この先すずの妄想です。

しょおちゃんとかずくんはラブラブ。

大丈夫な方は、どうぞお進みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暑い。

暑い。

 

炎天下から冷凍庫みたいな部屋に飛び込めば、

ピンッと冷えた飾り氷のような佇まいの恋人が、

 

 

 

「あっつ。」

 

 

 

俺を一瞥した。

 

 

照り返しの眩しいスタジアムでの取材。

移動車がいかに冷えていても、ひかぬままの汗。

 

 

 

「まじ、あっちぃは。」

 

 

 

その汗も拭わずに近づこうとすれば、

 

 

 

「もっ!」

 

 

 

白い両腕をチェッカーフラッグのように振り回し、

 

 

 

「来るな!発熱体!」

 

 

 

きみの柔らかな白いほほが膨らむ。

 

 

 

それはまるで、

幼い頃馴染んだ甘く冷たいアイスクリーム菓子のようで、

 

 

 

「ふはっ!雪見だいふく〜。」

 

 

 

指先でぷつと押して、目を細めれば、

 

 

 

「溶ける。」

 

 

「ん?」

 

 

「しょおちゃん熱いから、雪見だいふく溶けちゃう。」

 

 

 

うらめしげに見上げる目元は、

微熱をおびたように薄っすらと色づいた。

 

 

 

「んじゃ…」

 

 

 

俺はふわと口を開いて、その純白に寄せる。

 

 

ぴくりと竦む肩。

 

 

 

「溶け出す前にいただこう。」

 

 

 

ガラスの向こうは、

白い入道雲が幾重にも膨らむ、真っ青なカンヴァス。

その下での熱戦を暫し忘れて、

今はゆっくりときみを溶かして愉しもう。

 

 

ほほからあごを首筋をくちびるで辿れば、

 

 

 

「しょおちゃん、熱い。」

 

「おまえが冷え過ぎ。」

 

 

 

俺はきみの鎖骨で笑う。

 

 

 

「汗の匂い…嫌いじゃない。」

 

「だろ?」

 

 

 

シャツが隠す雪肌に手を差し入れて、

 

 

 

「溶けようぜ。」

 

 

 

俺は、かずの背中をソファーに沈めた。

 

 

 

 

 

 

fin

 

 

 

 

 

 

☆…☆…☆…☆…☆

 

TOKYOオリンピックが昨日閉会しました。

コロナという人類の大ピンチの最中、

アスリートのみなさんが見せてくれた、

どこまでもピュアなスポーツマンシップ。

でっかい感謝をお伝えしたいです(*´꒳`*)

 

翔さん、相葉さん、お疲れ様でした。

ずっと隣ではなかったけれど、

メンバーが一緒の時だけに起きる

化学反応(〃艸〃)♡

たくさん癒やされました〜

 

読んで下さったみなさま。

ありがとうございます。

まだまだ暑さ続きます。

ご自愛ください。

 

それでは、また…

 

 

すず