こんにちわ、株式会社ISSAN代表取締役の渡部桂子と申します。
この度、シニアの方の出会いと結婚を目的とした、婚活サイト「Love Share」「ラブシェア」という婚活サイトを立ち上げました。
婚活サイト「Love Share」「ラブシェア」のコンセプトと切っても切り離せないのが終活婚という考え方です。
終活は言葉として有名ですが、終活婚はまだまだですね。
そもそも、なぜ、終活という言葉に結婚という言葉を加えたか?
早婚、晩婚という言葉があるように、結婚時期の早い、遅いに関してはこの二つの言葉に象徴されますが、それに加えて50歳からの結婚を終活婚と呼ばせて頂きたいのです。
50歳から?
もう、結婚を諦めたら?だって子供はどうするの?
という言葉が返ってきそうですが、現代の日本は生涯未婚率が男性で3人に1人、女性で5に1人だそうです。
50歳になった時点で男性の約30%女性の約20%が独身ということになるのです。
さらにその割合はもっと増える見込みです。
そこまで行けば一生独身でいいと思う方がいると思いますが、そうではないのです。
少なくとも、今現在、仕事に恵まれ、親兄弟(姉妹)が元気で、ご自身も健康という方はそう思われるかもしれません。
しかしながら、日本人の65歳以上の高齢者の方の幸福度とその要因を分析したところ、男性は配偶者、女性は経済的な安定ということらしいです。
つまり、男性は歳を取れば取るほど、奥様の存在を身に染みて感じるようになり、女性は旦那さんの収入や年金が自身の生活の安定をもたらせてくれると思うようになるのです。
さらに、日本人の平均寿命は男女とも80歳を超えたのです。
日本人は80歳を超えても元気でいられる。
というように思われる方多いかもしれません。
もちろん、80歳を過ぎても元気なご老人は多いですが、勘違いしてならないのが医療技術や健康に関するサポート体制の強化、情報による予防医療の進化が日本人の寿命を長くさせる要因になっているわけで、日本人が病気にならなくなったわけではないのです。
このように考えると、50歳を迎え、残りの人生が約30年は続くと想定できて、なおかつ、病気やそれに伴う医療費、生活費、精神的な支えが昔と変わらず必要不可欠と考えるならば
日本人が孤独に最期を迎えることがない世界を創造することは年金の受給時期や金額を論議すると同じくらい重要であると思います。
また、私はこの終活婚というテーマに取り組んでから約2年経ちますが、現在私は40歳前の俗に言うアラフォー世代ですが、今、私が終活婚の年代の50代でるとするならば、婚活サイト、つまり出会いや結婚を応援することは考えなかったでしょう。
むしろ、私は現在既婚で子供もいますが、これから40代、50代、60代と歳を重ね、仮に50歳で旦那に先立たれ、まだ成人しない子供を大学まで行かせ、就職までさせ、シングルマザーとして自分の将来のことまで自分自身でやって行けるのかが想像できません。
できたら、再婚を考え、いい人に巡り合いたいと思うでしょう。
成人し、就職した我が子はやがて巣立ち、自分一人が取り残される。
そんな人生たくさんだわ。
そんな自分を想像した時、そんな自分が50歳になる前に私は50歳から日本人が積極的に交流できる出会いのツールを発案したかったのです。
誰かが自分の未来のために残してくれないのなら一層、自分で自分の未来のために世界を作ろうと考えた結論なのです。
もちろん、テーマは他にもありますし、言われなくてもシニアの婚活は最近流行りですねと思われる方もいらっしゃるかと思います。
しかしながらいつの時代も出会いと別れ、男と女はその繰り返しです。
時には傷ついたり、泣かされたり、泣かせたり、戦争は人類のなくすべきテーマですが、こればかりはなくせないものです。