なんか、この歳でもいろいろ考えます。
過去のことだってそうだし、今のこと、これから先のこと‥
過去、俺はつい1年半前までは工場勤務していました。
俺は高校を卒業し、すぐ地元に就職しました。
父親は実家を離れ仕事をしていたし、姉二人も実家を出て仕事をしていました。
なので残された母親と二人暮らしだったので、そう決めました。
でも会社の経営状態がどんどん悪くなり、一時期、支出のバランスが逆転し、バイトをせざるをえなくなりました。
そんな時、自分の人生はこれで良いのか、自分にとっての本当の’幸せ’って何だろう?
すごく考えるようになりました。
一人でも悩んだし、その当時支えてくれてた彼女にもたくさん相談しました。
母親にも会社の話をしました。すると母親は
「私は自分の子供達が幸せになってくれればそれでいい、私が一人家に残ってもそれでいいから」
すごく心に響きました。
俺がすごく悩んでいたのを知っていました。
自分の子供の幸せを願わない親なんていない、自然と涙がこぼれました。
その母親の言葉を聴き、ひとつの答えが見つかりました。
自分にとっての’幸せ’
それは、《自分の生き方、人生に後悔しないこと》だと気付きました。
そう思ったとき、俺がやりたかったことのひとつが〔美容師〕でした。
それを一番最初に話したのがその時の彼女です。
俺の一番の心の支えでいてくれた彼女は俺の話を笑わずに、本当に真剣に聞いてくれました。
そして、応援してくれました。
最初から美容師目指すなら仙台に行きたいと決めていたけど、その他に関してはまだ漠然とし過ぎていて何から始めたらいいのかもわからなかったので、まずは情報を集めることから始めました。
美容師になるにはどうしたら良いのか、どんな手段があるのか、どれくらいのお金がかかるのか。
わからないことだらけだったけど、俺が実家を出てくるってことは母親をひとり残していくことになるし、美容師を勧めるひとなんてまずいないし、納得させるだけの情報が必要でした。
そしてある程度の情報と、自分の意志が固まり、母親に話しました。
当然美容師になりたいと言ったときは反対されました。
「どれだけ厳しい世界か知ってるの?」
「半端な気持ちじゃ無理だよ」
「お金はどうするの?」
きっとそう言われるだろうと予想はしていました。
覚悟、自分の人生に後悔したくない。
母親を始め家族のみんな、その時働いていた会社の人たち、地域の人たち(部落の青年団に入っていたので)、いろんな方々に迷惑や心配をかける、それでも後悔はしたくない、俺にとっては今この時動かなかった自分にきっと何年後かの自分が後悔する。
迷惑をかけたとしても進みたい道が自分に出来た。
辛いことは当たり前だって思ってるし、絶対諦めないから。
お金に関しては今すぐは無理だからバイトと仕事両立して目標の金額行くまでは今のところで働く。
そう伝えました。
初めて自分の人生について親に逆らったときでもありました。
始めは反対していた母親も、自分で工面出来るならといい納得してくれました。
本当は寂しくて辛かったんだろうけど、俺の前ではそれを見せませんでした。
だからどんなに辛くても頑張って、いつか立派な美容師になって恩返ししていきたい、自分の意志がさらに固まりました。
その後、自分の休みをほとんど削って働き、就職先と部屋を決めました。
会社の人で入ったときから教えてもらってた人に辞めると伝えたときはかなりビックリして泣いてくれました。
でも理由を話したら納得し、「きっと大丈夫、応援してるから」そう言ってくれました。
きっと反対されるんだろうと思っていた俺にとっては嬉しい出来事でした。
会社の人もそうだったけど、周りの友達もみんな応援してくれました。
俺って周りの人たちにすごい恵まれてたんだなって気付いたのもこの時です。
一人前の美容師になったら、応援してくれた人、お世話になった人、支えてくれた人みんなに恩返ししていこう、そう決めました。
仙台に来るちょっと前に彼女と別れすごい落ちた時期はあったけど、前を向いて進もうと決め、実家を離れる日、母親と友達に見送られ、一人仙台へと旅立ちました。
ってことでちょっと長くなったけど『過去偏』でした。(文章へたですいませんw)




