気がつけば

今年も残すところ約1ヶ月だー。


時の流れがこんなにも早いと感じたのは、今年が初めて。かも。


まさに

光陰矢のごとし


今年の上半期を時系列で振り返ってみると、、、


① 出産 


②上司の死 


③家を購入


④引っ越し


⑤開業


これ、1月~4月の出来事です。

重なる時は重なるモンなんですね、、、


先ず、①


初めての出産は、


想像していたよりも


ずっーーーーーーーーっと楽でした。


いや、そりゃーもちろん痛かったですよ、半端無く。

だけど、よく言う鼻からスイカとか、友達から散々痛いよ~~っと

ビビる話を聞かされてたから、「そこまでじゃーなかった」ってだけ。


出産にかかった時間は、トータルで12時間。


出産予定日を過ぎた夜中に

チクチクと生理痛のような痛みを感じめたんだけど、

夜中だったから眠くて眠くて。。。。


陣痛の間隔を計りながら、ウトウト。

また痛みで「はッ」と起こされる。


この繰り返しであっという間に

時刻は明け方4時。


雑誌なんかで「出産前にかかった時間は○○時間」とか

よく書かれてるじゃないですか?

あれ見て、げーー、そんな長いの?!耐えられない!

とか思ってたけど、、、『百聞は一見にしかず』

何事も経験ですね、今ならわかる。

でも、

さすがにこの時間になると、今まで体験したことない

下腹部の鈍痛に一人で悶えているのが耐えられなくなってきた。

旦那を叩き起こしちゃいました。


ウトウトしてたからちゃんと陣痛の間隔も計ってないけど

とにかく、病院に電話してみよう。と言うことで、

電話したものの、アタシの声を聞いた助産師さんが、

まだ声に余裕があると判断し、もう少し家で待機して。と。


それから約3時間、耐えましたよ。布団をかみ締めながら。


でも、これ以上我慢すると、

マンションの階段を下りれないかもと思い、

(3階建て、エレベーターなしの3階部屋だった。)


もういいだろうと、

病院に電話したのが朝7時。

凄く寒かったけど、外の空気が澄み切ってて

気持ちの良い快晴だったなぁ。


病院に入るとすぐに診察台へ。

この時既に、子宮口は5センチ開いてた。

初産婦さんなのに、よくここまで頑張ったねーって。。。

(待機命令したじゃん。


とにかく、もう話しかけられるのもイヤで

頭の中は、突然襲ってくる陣痛をどう逃したらいいのかで一杯。


ぱっと時計を見るともう9時になってた。


お産は体力勝負だからねと運ばれた朝食を

無理矢理食べ、数分後に見事にゲロッパ。

どんなに酔っても吐くことは滅多になかったのに。。。


吐いた事で体力を余計消耗させてしまい、ぐったり。

もう何もいらない、何も話したくない、とにかく楽な体勢でいたい。

旦那と助産師さんに背中や腰をさすってもらいながら耐えてた。

頼むから話しかけないでー状態。


そうこうしてる間に時刻は12時。


この時間になると、

肛門あたりで陣痛を感じてきて、

踏ん張ったら出ちゃいそうな感じ。


でもそれが正直


赤ちゃんなのか、


ウ○コなのかもわからない(笑)


踏ん張ったら、何かが出ちゃいそうでダメだーって

力を入れて押さえようとするんだけど

勝手に我慢できないくらいに力が入っちゃって、、、、


旦那に助産師さんを呼んでもらったら、


あら~、思ったより早く進んでるわね~っと。

なんか出そうです・・・・

赤ちゃんか、う○こかわからないけど出そうです、、、と訴えった。

(↑度々すみません)


旦那は笑ってたけど、

こっちは容赦なく襲ってくる陣痛で

もー自分でも何言ってるかよくわからなくなってたし。


子宮口をチェックすると、もう9センチ開いてた。


分娩台へ移動。

隣の部屋なのに、途中歩けなくなって

何度もうずくまってしまった。



分娩台に乗って

よく見る普通の出産スタイル(仰向けで足を開く)の格好をしたんだけど、

どうも上手く息めず、陣痛逃しも上手く出来ない。

なんつーか、力が入らない。


フリースタイルで出産出来る病院だったから

とにかく楽な姿勢を見つけなきゃと

いろいろ試してみました。


陣痛と陣痛の合間に、四つん這いになったり

うんこ座りしたり、片足上げたり

旦那の腕につかまってみたり、、、と。


最終的には、

横向き(心臓を下)で片足を高々と上げる格好に落ち着いた。

でも痛くて勝手に足が閉じちゃうので、助産師さんにずっと

持ち上げてもらってた。(今思うと凄い格好だなー)

この格好になってから助産師さんも驚くほど上手に息めるようになった。


何度ももう少しもう少しって言われるモンだから


一体もう少しってどのくらいな訳????


痛みを通り越して怒りに変わってきちゃって


もう少しってあとどれくらいですかぁーッ???


助産師さんに聞いてみた。



ほら、もう頭が少し出てきてるよ、さわって見なさい。


手を伸ばしてみると、


暖かくて、柔らかくて、ヌルっとした感じのものが

手に触れて、何だか涙が出そうになった。


そしたらあり得ないくらいのパワーが出て来て

最後の一踏ん張り。


つるるん



12時48分


体重3116g、身長49㎝の男の子が誕生。


父さんと母さんのところに来てくれて


ありがとう。


振り返って見ると全然、楽そうじゃないね。。。



ちなみに、

妊娠中は、つわりも全くなく(眠いぐらい)、

出産ぎりぎりまで仕事してたし、

自転車も産まれる前日まで普通に乗ってました。

ちょっと体重オーバーで注意された位かなぁ。


こんな話を、職場の先輩ママさんに話したら


じゃー、二人目は大変だな。と。


そーなのーーーーーーーー????


次は②に続きます。